クラブ創設120周年、記念ユニフォーム。
1979年のヨーロッパ大会フィナーレ時のレプリカユニフォームが今日から購入可能に。
今年、フォルトゥナ・デュッセルドルフはクラブ創設120周年を迎えるにあたり、過去の歴史の中から1979年のヨーロッパファイナリスト(優勝はFC Barcelona)になったときのレプリカユニフォームを販売することになった。今週水曜日より、プーマの協力を得て1895枚の限定販売を行なう。
このレプリカユニフォームは、フォルトゥナにとっては特別なものである。オリジナルのユニフォーム同様に、プーマのロゴの下には当時のクラブのロゴが縫い付けられ、裏側には襟のすぐ下には金色でF95の刺繍が入っている。また表面の下には、限定数を刺繍し、0001から1895までの通し番号を付けている。また首の内側には当時のFC Barcelonaと戦ったスターティングメンバーの写真をプリントされており(延長の末3-4で惜敗)、ファンならコレクションに加えたい一枚であることは間違いない。
同ユニフォームは本日、水曜日から95ユーロでフォルトゥナオンラインファンショップでの販売をスタートしており、記念ボップスと証明書が添えられ、ピンセットと共に、120周年となる2015年5月5日に発送されることになる。なおこのユニフォーム(70%ポリエスル、120%綿)は、SからXXXLまでを用意している。
このユニフォームの発表には、フォルトゥナのレジェンドBenno Beiroth氏、Matthes Mauritz氏に加え、実際に1989年のFC Barcelona戦に自ら出場していたEgon Köhnen氏らが参列し、1分半の紹介VTRと共にこのユニフォームを紹介をした。
「私はこのクラブの会員になって今年で70周年を迎える。このクラブと共にいろいろなことを経験してきた」と語るMauritz氏は、「私は1945年に初めてフォルトゥナの試合に出場したが、当時は幸運もあった。1933年にドイツチャンピオンになったときのメンバーが7人もいたんだ。」と、当時を振り返った。
またBenno Beiroth氏も、フォルトゥナで多くの功績を挙げた一人で、「選手としては1971年にブンデスリーガ昇格を経験した。そしてスポーツディレクターとして、ドイツ杯とヨーロッパ大会での成果に関わることができた。決勝でFC Barcelonaと戦ったことは、国際的にも知名度を高めることにもなった。それは今でも話題にあがるほどなのだから。」とコメント。
Egon Köhnen氏はこのFC Barcelonaとの決勝戦の舞台にたった一人だ。彼は当時のユニフォームについて、「当時のズボンは私には常に少しきつかったんだ。なぜなら私はお尻が大きかったからね。だから私はズボンの横を少し切っていたんだ」という逸話を笑いながら語った。



