フォルトゥナユースアカデミーが柔道クラブ71と提携。
柔道の技術が、フォルトゥナの育成GKらを成長させてくれる。
フォルトゥナのユースアカデミー(NLZ)とデュッセルドルフ柔道クラブ71が、新しいパートナーシップを締結した。デュッセルドルフで最も大きく有名な柔道クラブは、すでに2104年夏より、NLZ所属のGKのために特別なトレーニングを提供してきていた。今後、週に1回の特別なトレーニングが、若きGKたちのアスレティック能力を更になためてくれることになる。
フォルトゥナNLZは、GKらのアスレティック能力向上を目的として、柔道の動きが非常に適していると判断し、デュッセルドルフ柔道クラブ71とすでに6ヶ月前からこの提携をスタートさせ、同クラブはフォルトゥナの若きGKらへ週に1回の特別トレーニングを無償で提供してきた。柔道とは、受身の取り方、身体の動き、飛びあがる動作や瞬発力、そして自分の身体をコントロールする力や、バランス感覚を養う上で非常に優れた条件を揃えている。
これに対し、同クラブの柔道家らは、フォルトゥナNLZにて、サッカーを通じた特別なアスレティックトレーニングを受けることが出来る。また、NLZの選手たちより定期的に収集したアスレティックに関する様々なデータを、柔道クラブの選手たちのための参考データとして使うことも出来るようになる。
Christian Lasch(フォルトゥナNLZ,GK育成責任者)
近年のプロスポーツクラブにおいては、すでに専門家による個別のトレーニングを行なうことが常識になってきている。サッカー選手も例外ではなく、特にアスレティックトレーニングに関しては、他のスポーツから学ぶことも非常に多い。しかし、我々NLZのGKらは、柔道家から技術的なことを学ぶだけでなく、柔道家の言葉を借りると“尊厳、親切、謙虚さ”など、人間形成や社会性なども同時に習得していって欲しい。我々は、この提携が選手たちの更なる成長の一躍を担うものになると確信している。
Sebastian Witzmann(デュッセルドルフ柔道クラブ71会長):
フォルトゥナのようなプロクラブと提携することは、我々にとっては新しい世界への可能性を開くことを意味する。双方が支援しあうことで、競技的にも、選手にとっても、そしてクラブにとっても更なる成長を期待することが出来、それはスポーツ都市デュッセルドルフにとっても有効なことだ。フォルトゥナは我々の選手らに、他のスポーツを通じて得られる可能性を提供してくれるが、そこから多くを学ぶことが出来ると思う。逆にフォルトゥナの選手たちも、我々の道場でのトレーニングで、更に能力を高めて欲しい。この提携が、双方にとって有意義なものになっていくことを願っている。
デュッセルドルフ柔道クラブ71とは:
デュッセルドルフ柔道クラブは創設からすでに40年以上を数え、会員数も約5000人を誇り、子供から青年、成人まで様々な人が所属している。現在は12箇所でトレーニングを提供しており、柔道のほかにも、空手や柔術などの格闘競技のコースも提供している。
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