1-2でFC Baselに惜敗。
スペインキャンプ最初のテストマッチは、FC Baselに敗戦。
フォルトゥナは、スペインキャンプでの最初のテストマッチに1-2で敗れた。スイス王者でCLベスト16にも残っている強豪FC Basel相手に、前半に先制ゴールを挙げるなど善戦したが、惜しくも敗戦となった。なおチームは、翌日の土曜日にもアルバニア1部KF Skenderbeuとの対戦を控えている。
Oliver Reck監督は、DFラインに契約を2年延長したばかりのキャプテンAdam Bodzekを含む、Julian Schauerte、Jonathan Tah、Lukas Schmitzの4人を配置し、ダブルボランチにはSergio da Silva PintoとChristian Gartnerを並べ、左にはAxel Bellinghausenを、また右にはMathis Bollyを据え、ワントップにはJoel Pohjanpalo、そしてそのすぐ後ろのセントラルMFにはMichael Liendlを送り出して、この一戦のキックオフを迎えた。
すると前半早々は、フォルトゥナが続けて好機を作り出す。まずは右サイドのBollyが、そして続けて左サイドのBellinghausenが、サイドを突破して中央へセンタリング。しかしどちらも味方には届かず、決定機には至らない。一方Baselも効果的な攻撃でフォルトゥナゴールへ迫るも、Lars Unnerstallがしっかりとフォルトゥナゴールを堅守し、失点は許さない。その後も試合はフォルトゥナが優位に進め、Baselはカウンターで反撃をする展開となったが、22分、BaselのMatias Delgadoが、直接FKのチャンスから先制ゴールを奪ってしまう。ところがフォルトゥナもその直後の24分、右サイドをBollyが駆け上がると、相手3選手を振り切って中央へセンタリング。これをLiendlが頭で合わせて、あっという間に同点に追いつくことに成功する。その後も右サイドでBollyが躍動し、相手のファールを誘発するなど、フォルトゥナの攻撃を牽引すると、35分には決定的なシーンを迎える。しかしこれを決められないと、逆に前半終了間際に、カウンター攻撃からサイドを突破され、最後は中央で柿谷曜一朗に押し込まれ、逆転を許してしまう。
後半に入り、Reck監督はBollyに代えてBen Halloranを投入する。そしてその数分後には、更にCharlison Benschop、Oliver Fink、Ihlas Bebouの4選手を次々にピッチへ送り出す。すると64分にはBebouが決定的なパスを受けるも、これはBaselゴールマウスを捉えられず、同点のチェンスを逃してしまう。その後は両チーム共に選手の交代もあり、前半よりもペースダウンはしたものの、フォルトゥナの選手たちは一貫して前線へボールを運ぶ姿勢を見せ続けた。しかしその後はどちらも決定機を作ることが出来ずにタイムアップ。スペインキャンプ最初のテストマッチは1-2の敗戦となった。
なお、フォルトゥナは明日の土曜日にも次のテストマッチ KF Skenderbeu戦(15:30キックオフ)が控えている。
フォルトゥナメンバー表:
Unnerstall – Schauerte, Tah, Bodzek, Schmitz – da Silva Pinto (58分Fink), Gartner – Bolly (46分Halloran), Liendl, Bellinghausen (58分Bebou) – Pohjanpalo (50分Benschop)



