ありがとう、Goran Vucic!!
長年に渡るクラブへの貢献に感謝。
Goran Vucic(45歳)とフォルトゥナは、契約を延長しないこととなった。Vucic氏は2000/01にフォルトゥナにディフェンダーとして加入し、その後、セカンドチームのコーチと監督を歴任。そして2012年からはスカウティング部門へ所属を移し、クラブへ貢献してきた。
Vucic氏は2000/01にフォルトゥナとの最初の契約にサインをした。当時はフォルトゥナはRegionalliga Nord(当時ドイツ3部)に所属しており、2002年12月までに30試合に出場し、1得点を挙げた。その後、怪我が原因で選手を引退すると、フォルトゥナのセカンドチームでコーチとして、当時のUwe Weidemann監督と共に新しい役職をスタートさせた。その後、Weidemann氏がトップチームの監督となったことを受けて、Vucic氏がセカンドチームの監督に昇格することとなった。
セカンドチーム(のちのU23チーム)を率いるようになり、その後の約8年間を過ごすこととなるが、その間には2度の昇格を果たしている。当時のドイツ5部リーグVerbandsligaから、リーグ編成の中を戦い抜き、Regionalliga West(現在のドイツ4部)へとチームを導くことに成功した。
2011/12シーズン終了後、U23チームは現在のTaskin Aksoy監督に引き継ぎ、Vucic氏は所属をスカウティング部門へと移すことになる。同部署では主に試合分析を担当しながら、平行して指導者ライセンスの取得にも努めてきた。そして2014年12月31日までとなっていた契約を満了する形で、フォルトゥナを去ることとなった。
長きに渡るクラブへの献身的な仕事を通じ、Vucic氏はクラブへのアイデンティティを持って、本当の意味でのフォルトゥナ人となっていった。フォルトゥナは、これまでのクラブへの多大なる貢献に心から感謝すると共に、こからの更なる活躍と、健康を心からお祈りしている。
Danke dir und alles Gute, Goran!!



