2025/12/03 | ニュース
多くのゴールが生まれる西部ダービー?
#F95S04戦の注目ポイント
12月5日の金曜日、フォルトゥナはホームのMerkur Spiel-Arenaで FC Schalke 04と対戦する。キックオフは18:30!!ここではリーグ第15節の注目ポイントに触れていく。
フォルトゥナ対FC Schalke 04の対戦成績
26勝・23分け・41敗|得点138:失点158
試合に関するミニ情報
- ホームでの好相性:フォルトゥナは、直近5試合のFC Schalke 04との対戦で無敗(3勝2分)を維持している。さらに付け加えると、2部リーグでのホームゲームでは、Gelsenkirchenのクラブ相手に4戦全勝と圧倒的な成績を収めている。
- スコアレスとは無縁:フォルトゥナとSchalke 04の直近17試合は、一度もスコアレスドローに終わっていない。その17試合で記録された得点は合計57点、1試合平均にすると3.35ゴールという高い数字だ。最後に0-0で終わったのは、1992年4月18日までさかのぼる。ただし、今季の傾向を見ると必ずしも打ち合いになるとは言い切れない。Schalkeの試合は今季リーグで最も得点が少なく、これまでSchalkeの関わった試合で生まれた総得点はわずか26点にとどまっている。さらに、Schalkeは今季まだ3失点以上を喫したことがなく、3得点以上を奪った試合も1度しかない。
- 2人のカムバック組:Kenan KaramanとSoufiane El-Faouziの2人の元フォルトゥナ所属選手が、Düsseldorfに戻ってくる。Karamanは2018年から2021年までの在籍期間中、合計16ゴールを記録しており、El-Faouziは2022年から2024年までフォルトゥナのU23チームでプレーしていた。
注意すべき点
- セットプレーと空中戦の強さ:FC Schalke 04は今シーズン、2部リーグのクラブの中で最も多くの空中戦に勝利しており、その数は357回に上る。また、ヘディングによるゴールも3得点記録している。セットプレーでもKönigsblauenは得点力を発揮しており、今季は8ゴールをセットプレーから奪い、そのうち4ゴールはコーナーキックから生まれている。これにより、リーグ内の比較ではそれぞれ2位の成績となっている。
- 堅守と運動量の豊富さ:Schalkeは今シーズン、最初の14試合でわずか8失点しか許しておらず(2部リーグで最少)、非常に堅い守備を誇る。唯一、Karlsruheでの1-2敗戦では複数失点を許す結果となった。また、Miron Muslic監督率いるチームは、常に全力で激しいプレーを見せており、その運動量の多さからもそれがうかがえる。今季のスプリント数は2392回でリーグトップ、強度の高い走行(インテンシブラン)は9978回でリーグ3位となっている。
攻略方法
- 高い位置からのプレス:Schalkeのパス成功率はわずか73%で、2部リーグ全18クラブ中18位と低迷している。フォルトゥナにとっては、一貫してプレスをかけ、相手に早い段階からプレッシャーを与えることが重要となってくる。こうすることでミスを誘発し、有利なポジションでボールを奪うチャンスを作ることができる。
- 創造性:Schalkeは平均ボール保持率42%と、ここでも2部リーグ18クラブ中18位にとどまっている。多くの場合、Gelsenkirchenのチームは相手に試合の主導権を譲る傾向がある。フォルトゥナも金曜日の試合では多くのボールを保持する展開を想定しておく必要がある。その際は辛抱強くプレーし、創造的な攻撃の瞬間で得点機会を生み出すことが求められる。



