第31節・Fortuna Düsseldorf vs 1. FC Nürnberg
0-3から3-3!フォルトゥナがNÜRNBERGを相手に強いメンタリティを証明
土曜日の夜に行われた1. FC Nürnbergとのホームゲームは、一度は0-3と大きなビハインドを負ったものの、Schmidtとアペルカンプの活躍もあり怒涛の追い上げを見せ、劇的な展開で3-3に追いついて貴重な勝ち点1を獲得することに成功した。
スターティングメンバー:HaagとBrederodeがスタメンに復帰
Daniel Thioune監督は1-1で引き分けたElversberg戦の先発メンバーから2つのポジションを変更して、この試合に臨むことに。これにより、アペルカンプ真大とDanny Schmidtに代わり、Giovanni HaagとMyron van Brederodeがスタメンに名を連ねた。
前半:Nürnbergが先制
試合立ち上がり、両チームともリスクを負わずに守備を固め、様子を見る展開に。19分、フォルトゥナがこの試合最初のチャンスを作り出す。van BrederodeからのパスにÍsak Jóhannessonが相手DFの裏へ抜け出すも、ここは飛び出してきた相手GKにブロックされ、ゴールネットを揺らすことはできない。するとその直後、Julian Justvansにペナルティーエリア内からシュートを放たれ、一度はFlorian Kastenmeierがセーブしたものの、こぼれ球をJanis Anisteに押し込まれて0-1に (19分)。
FCNに追加点
その後、フォルトゥナは良いリアクションを見せ、ボールを保持しながら得点を狙いにいく。そして28分、van Brederodeがゴールまで約15mの距離からシュートを放つも、ここは相手DFのブロックに阻まれる。そこからフォルトゥナはポゼッション率を高めるも、決定機を作り出すことができない。すると前半終了間際、前線でDawid Kownackiのパスがカットされると、そこからのカウンターで最後はMahir Emreliにゴールネットを揺らされ0-2とされてしまう (45分+4分)。
後半:Justvanのゴールで0-3に
後半、もちろん Thioune監督率いるチームは反撃に出るも、アタッキングゾーンでの精度を欠き、得点に繋げることができない。そんな中、フォルトゥナはさらに点差を広げられてしまう。ビルドアップの際にボールを奪われると、そこからシュートまで持ち込まれ、Tim Oberdorfがブロックに入ったものの、そのこぼれ球をJustvanに決められ0-3 (61分)。
ジョーカーSchmidtのゴールでフォルトゥナが反撃開始
Daniel Thioune監督は交代カードを切り、Danny SchmidtとEmmanuel Iyohaを投入。すると、すぐにジョーカーSchmidtが試合の流れを変えて見せる。68分、ゴール前の混戦から、最後はOberdorfの折り返しをSchmidtが頭で押し込んで1-3に。さらにそのわずか3分後、アペルカンプのフリーキックからSiebertのシュートにこぼれ球に反応したのは再びSchmidt。フォルトゥナの背番号22のドッペルパックで2-3とし、フォルトゥナが一気に試合の流れを引き寄せる。
アペルカンプの芸術ミドルで同点
劇的な展開はこれで終わらない。78分、3点ビハインドからフォルトゥナがついに同点に追いつく。 途中交代で入ったアペルカンプ真大が前線で体を入れて相手からボールを奪うと、そのまま相手GKが一歩も動けない芸術ミドルでゴールネットを揺らしで3-3にしてみせる。そこからフォルトゥナは逆転するために怒涛の攻撃を見せたものの、勝ち越しゴールを奪うことはできず。それでも強いメンタリティを見せ、0-3から3-3に追いついたフォルトゥナが、ホームで貴重な勝ち点1を獲得した。
次節はBraunschweigとのアウェー戦
フォルトゥナは来週土曜日 (5月3日、13:00)、ブンデスリーガ2部の第32節でアウェーにてEintracht Braunschweigと対戦する。