情熱、熱狂、リトル東京
MÜNSTER戦での7つの要点チェック
フォルトゥナが2024/25シーズンに”Fortuna für alle”の一環として開催した最後のフリーゲームは、ピッチ内外で数々のストーリーがあった。今回は特別に、5つの要点チェックを7つの要点にして紹介してく。
チーム一丸で掴み取った成功
第28節 、Preußen戦での勝利は非常に重要な勝利となった!勝ち点を44ポイントにしたフォルトゥナは、まだ上位に食らいついて行っている。この試合、フォルトゥナは良い立ち上がりを見せ、アペルカンプ真大のクロスからDawid Kownackiが決めて先制。後半、Myron van Brederodeがレッドカードを受けた後、フォルトゥナは数的不利の中でも気持ちで1点を守り抜いた。 Daniel Thioune監督は試合後、「70分にレッドカードが出た後、全員が体を張ってPreußenの猛攻を耐え凌いだチームの姿は非常に印象的でした。その姿を見れて信じられないほど嬉しかったです」とコメントしていた。
スタジアムが熱狂
”Fortuna für alle”の一環として入場料無料で開催したホームゲーム第4戦、アリーナは再び超満員となり、52,000人のファンが駆けつけた。そして、フォルトゥナが最後に勝者としてピッチを後にするには、このファンのサポートが不可欠だった。特に試合終盤、数的不利となったことでチームが劣勢に立たされたが、南スタンドだけでなく、ファンが壁のようにチームの背後に立ち、大声でチームを鼓舞。良いプレーや体を張った守備すべてに大きな声援が送られた。Thioune監督は「ファンの皆さんには本当に感謝しています。彼らは今日、我々の背中を押してくれました」と述べている。
日本の存在感
第28節の試合は”Fortuna für alle”だけでなく、”リトル東京”がテーマとなった。フォルトゥナはこの試合で今シーズンの特別ユニフォーム”リトル東京”を着用。フィールドプレーヤーはブラック&レッドの”KATANA -刀-”を着用し、ゴールキーパーのFlorian Kastenmeierはブルー&ホワイトの”DARUMA -だるま-”を着てピッチに立った。さらにデュッセルドルフ2年生の子どもたちがエスコートキッズとして選手たちと一緒に入場。それだけでなく、この試合にはデュッセルドルフ市のDr. Stephan Keller市長、在デュッセルドルフ日本国総領事の角田剛隆総領事、そしてこのユニフォームをデザインしてくれた尾方匠氏にもお越しいただき、フォルトゥナの首脳陣であるAlexander Jobst会長、Klaus Allofs役員、Arnd Hovemann役員と写真撮影を行い、角田総領事には特別ユニフォーム”リトル東京”が贈呈された。
良い目的のための寄付
TARGOBANKが再び”Fortuna für alle”はフリーゲームだけでないことを証明!フォルトゥナのメインスポンサーであるTARGOBANKが今回も社会貢献団体を支援し、AWO DüsseldorfとAWO Münsterにそれぞれ5,000ユーロの小切手を贈った。フォルトゥナのAlexander Jobst会長とTARGOBANKのIsabelle Chevelard社長がAWOの代表者に小切手を手渡した。
André Scheidtをサポート
本来、スタジアムMCを務めるAndré Scheidtだが、土曜日のホームゲームではフォルトゥナ・キッズクラブの会員であるJolinaが司会をサポート。このような特別な体験をしたい方は、こちらから。
特別なトーナメント
Kickfair e. V. とフォルトゥナのパートナーであるCommon Goal の協力で、”Fortuna für alle & alle spielen mit”をモットーに北西入り口のすぐ横にある”K-Tasche”にてストリート・サッカートーナメントが開催された。また、この大会に参加したデュッセルドルフの学生たちは、大会終了後一緒にPreußen Münster戦を観戦した。
fiftyfiftyがObdachLOSEを配布
土曜日、フォルトゥナファンはMerkur Spiel-Arenaで”fiftyfifty”のストリートマガジンとともに、ObdachLOSを購入することができた。ObdachLOSは1枚2.80ユーロで、運が良ければフォルトゥナのレジェンドであるEgon Köhnenとのスタジアムツアーとサイン入りユニフォームをゲットすることができた。なお、このObdachLOS売り上げは”fiftyfifty“に寄付された。