第27節・1. FC Kaiserslautern vs Fortuna Düsseldorf
フォルトゥナがKAISERSLAUTERNに1-3で敗戦
土曜日の夜、フォルトゥナは1. FC Kaiserslauternに1-3で敗れた。試合はMarlon Ritterに先制点を奪われ、一度はTim Oberdorfの得点で同点に追いついたものの、AcheにLuca Sirch追加点を許し、苦い黒星を喫した。
スターティングメンバー:Siebertがスタメンに復帰
Daniel Thioune監督は1-0で勝利したSSV Jahn Regensburgとのホームゲームの先発メンバーから、3つのポジションを変更してこの試合に臨むことに。負傷により欠場となったEmmanuel Iyoha、Nicolas Gavory、Vincent Vermeijに代わり、Valgeir Lunddal、Danny Schmidt、そして前節はイエローカードによる累積出場停止となっていたJamil Siebertが先発に名を連ねた。
前半:RitterのゴールでLauternが先制
試合はフォルトゥナが序盤から献身的なプレーを見せたものの、最初のチャンスを作り出したのはFCK。Jean ZimmerのクロスボールをRagnar Acheに頭で合わせられるも、このヘディングシュートはゴールの右へ。そしてその直後、ビルドアップの際にJóhannessonがボールを奪われると、そのままFCKのキャプテンMarlon Ritterにゴールネットを揺らされ0-1に (14分)。FCKはその後もチャンスを作るが、そのたびにフロリアン・カステンマイヤーがセーブ。
相手の追加点はVARで取り消しに
32分、再び”Roten Teufel”がフォルトゥナゴールに襲いかかる。コーナキックからDaniel Hanslikの放ったヘディングシュートがMaximilian Bauerに当たり、コースが変わってポストを直撃。その跳ね返りを拾われ、そこからのクロスをファーサイドでJan Elvediに押し込まれるも、VARでBauerのハンドが確認され、この得点を取り消しに。前半はこのまま終了し、1点ビハインドでハーフタイムへ。
後半:Oberdorfの同点弾
後半立ち上がり、最初に流れを掴んだのはフォルトゥナ。Dawid KownackiからのスルーパスにMoritz Heyerが抜け出し、ゴール前へ鋭いボールを折り返すも、ここは相手DFが体を張ってブロック。直後のコーナーキック、Siebertがゴール前で競り勝ち放ったヘディングシュートは相手GKの正面へ (53分)。それでも攻め続けるフォルトゥナが、ついに同点弾を奪ってみせる。アペルカンプのコーナキックから、最後はTim Oberdorfがファーサイドで押し込んで1-1 (60分)。これで試合は振り出しに。
Acheを止められず
フォルトゥナは試合を優位に進めていたが、一瞬の隙を突かれて再びビハインドを負ってしまう。Florian Kleinhanslのコーナーキックから、相手のエースストライカーAcheに強烈なヘディングシュートを決められ1-2 (73分)。一方のフォルトゥナは、なんとか同点に追いつこうと猛攻を仕掛け、Jóhannessonや途中交代で入ったJona Niemiecに絶好のチャンスが訪れるも決め切ることができない (81分)。86分には、アペルカンプのフリーキックからDeniz Bindemannがゴール前に抜け出すも、ここは上手く合わせることができない。さらに後半ロスタイム、左サイドを突破したNiemiecからの折り返しにKownackiが合わせたシュートは惜しくもゴール左へ逸れていった (90+2)。そして試合終了間際、ショートカウンターからLuca Sirchに追加点を奪われ、1-3でタイムアップを迎えた。
次節はMünsterとのホームゲーム
ブンデスリーガ2部の第28節、フォルトゥナは”Fortuna für alle”として入場料無料で開催する今季最後ホームゲームを開催。4月5日(土曜日、13:00)、フォルトゥナはMerkur Spiel-ArenaにてPreußen Münsterを迎え撃つ。