第19節・Karlsruher SC vs Fortuna Düsseldorf
3-2!フォルトゥナがKSCに大逆転勝利
土曜日の午後、フォルトゥナはアウェーでKarlsruher SCに3-2で勝利し、貴重な勝ち点3を獲得した。試合は前半序盤に2点ビハインドを追う展開となったものの、後半に入ってから3点を奪い、土壇場で大逆転勝利を掴み取った。
スターティングメンバー:Rossmannが先発に復帰
Daniel Thioune監督は、前節2-2で引き分けたDarmstadt戦から1つのポジションの変更を余儀なくされることに。ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前にTim Oberdorf、Andre Hoffmann、Jamil Siebertの3バックが並び、MFにはValgeir Lunddal、Giovanni Haag、Ísak Jóhannesson、そして左サイドはNicolas Gavory (負傷欠場)に代わってTim Rossmannが古巣との対戦に先発出場。最前線には左にMyron van Brederode、右にMoritz-Broni Kwarteng、中央にDawid Kownackiが入る形でキックオフを迎えた。
前半:KSCの猛攻
試合序盤はKSCがゲームの主導権を握る展開に。8分、中央のコンビネーションから最後はMikkel Kaufmannにミドルシュートを放たれると、一度は右ポストに当たって跳ね返ったものの、こぼれ球をKaufmannに押し込まれて0-1。そこからフォルトゥナも試合の流れを掴み始めるも、決定機を作り出すことができない。すると22分、ペナルティエリア内からRobin Heußerに放たれたシュートが、ブロックに入ったAndre Hoffmannに当たってそのままゴールに吸い込まれ0-2に。これにより、フォルトゥナにとってはわずか22分で2点ビハインドを追いかける展開となってしまう。
Jóhannessonのシュートはポストを直撃
その後、まず1点を返したいフォルトゥナは、Dawid Kownacki (32分)、Giovanni Haag (37分)、Tim Oberdorf (40分)がゴールを狙うも、どれもゴールネットを揺らすまでには至らない。さらに前半終了間際、Ísak Jóhannessonが放ったミドルシュートはポストを直撃 (45分+1分)。こうして試合は2点ビハインドのままハーフタイムへ。
後半:ジョーカーPejcinovicがすぐにゴール
Daniel Thioune監督はハーフタイムに選手交代のカードを切り、Hoffmannに代えてDzenan Pejcinovicを投入。そして、この交代はすぐに功を奏す。後半開始から2分後、Van Brederodeからのラストパスを受けたPejcinovicが、得意の左足を振り抜いてゴールネットを揺らし1点を返す (47分)!その後、フォルトゥナは追加点を狙いにいく一方で、相手もチャンスを作り出してくる。62分、Fabian Schleusenerのヘディングシュートにはフォルトゥナの守護神Kastenmeierがスーパーセーブ。反対に、64分にはPejcinovicのシュートは相手DFのBambasé Contéにブロックされるなど、一進一退の攻防が続く。
Kownackiのドッペルパックで逆転!
後半終盤、フォルトゥネンは諦めずにゴールを目指して攻め続ける。そして81分、ついに同点に追いついて見せる! 79分、Dawid Kownackiが相手ペナルティエリア内で倒されPKを獲得すると、このPKを自らが決めて2-2に!その3分後、さらにビッグチャンスが訪れ、左サイドを駆け上がったLunddalのクロスに、途中交代で入ったDanny Schmidtがゴール前に飛び込むも、ここは最後のところで上手くミートできない。それでもこのゲームのハイライトは試合終了間際に待っていた。ロスタイム3分、途中交代で入ったアペルカンプ真大のコーナーキックをKownackiが頭で押し込んで最後の最後で逆転に成功 (90分+3)分!ピッチ上もアウェーへ駆けつけたフォルトゥナのゲストブロックも、歓喜の渦に包まれた!このゴールの後、すぐにタイムアップのホイッスルがなり、フォルトゥナはアウェーで非常に重要な勝ち点3を獲得ことに成功した。
次節はUlmとのホームゲーム
次節、フォルトゥナは2月1日(土曜日、13:00)にSSV Ulm 1846をホームのMerkur Spiel-Arenaで迎え撃つ。