第18節・Fortuna Düsseldorf vs SV Darmstadt 98

フォルトゥナとDARMSTADTの一戦は2-2の引き分け

金曜日の夜に行われた後期開幕戦、フォルトゥナとSV Darmstadt 98の一戦は2-2の引き分けでタイムアップを迎えた。試合はvan BrederodeとHaagの得点でフォルトゥナがリードを奪ったものの、後半にCorredorにドッペルパックを許し、悔しい勝ち点1のみの獲得となった。

スターティングメンバー：Kwatengがデビュー

Daniel Thioune監督は、ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前にTim Oberdorf、Andre Hoffmann、Jamil Siebertの3バックを配置。MFにはValgeir Lunddal、Giovanni Haag、Ísak Jóhannesson、Nicolas Gavoryが並び、最前線にMyron van Brederode、Dawid Kownacki、そして新加入のMoritz-Broni Kwartengが先発に名を連ねた。

 

前半：Kastenmeierの好セーブ

”Fortuna for all”の一環として入場料無料で開催するホームゲーム第３戦となったこの試合には、51,200人の観客が駆けつけた。そして、超満員のスタジアムでの試合、最初にビッグチャンスを作り出しのはDarmstadt。Marseilerのスルーパスに抜け出したHornbyにフリーでシュートを放たれるも、ここはフォルトゥナの守護神が好セーブを見せ得点を許さない (20分)。

 

Van Brederodeのゴールで先制

その後は互角の戦いが繰り広げられ、お互いに大きなチャンスを作り出すことができない。それでも前半終了間際、フォルトゥナが均衡を破って見せる。左サイドのコンビネーションから、最後はペナルティエリア内でKwartengからボールを受けたvan Brederodeが、右足の狙い澄ましたシュートでゴールネットを揺らしで1-0に。

 

後半：Haagの追加点

1点リードで折り返したフォルトゥナは、後半も猛攻を仕掛けていく。まず、Kwartengがゴールまで約18mの距離から低いシュートを放つも、ここは相手GKがセーブ (47分)。その数分後、HaagのシュートもGKに防がれ (52分)、van Brederodeのシュートも相手DFにブロックされてしまう (53分)。しかし62分、Thioune監督率いるチームの猛攻が報われる。Gavoryのクロスを相手DFがクリアしたそのこぼれ球に、Haagが見事なドロップキックでボールをゴール左上に突き刺して2-0に。

 

Corredorsのドッペルパック

この時点でフォルトゥナが完全に試合を支配していたが、Darmstadtに少ないチャンスをものにされてしまう。クロスボールに対応したGavoryがペナルティエリア内でMarseilerを倒してしまいPKを献上。そして、このPKをCorredorに決められ2-1 (69分)。さらに、そのわずか3分後に同点に追い付かれてしまう。コーナーキックから、ファーサイドでVukoticが折り返したところに最後は再びCorredorに押し込まれ、試合は振り出しに (72分)。これで試合終盤は完全にオープンな展開となり、両チームとも勝ち越しゴールを狙いにく。試合終了間際、右サイドからのクロスに途中交代で入ったPejcinovicが頭で合わせたものの、このシュートはわずかにゴールの枠を捉えられず (87分)。試合はこのままタイムアップを迎え、2-2の引き分けで勝ち点1を分け合う結果となった。

 

次節はKSCとのアウェー戦

フォルトゥナは来週土曜日 (1月25日、13:00)、ブンデスリーガ2部の第19節でKarlsruher SCとのアウェー戦に臨む。