第17節・Fortuna Düsseldorf vs 1. FC Magdeburg
フォルトゥナがMagdeburgに2-5で敗戦
フォルトゥナが今年最後の試合で1. FC Magdeburgに2-5で敗戦を喫した。試合はMagdeburgに先制点を奪われたものの、JóhannessonとRossmannの得点で逆転してハーフタイムへ。しかし、後半に再び相手に逆転を許し、勝ち点を獲得することができなかった。
スターティングメンバー:Iyohaに代わってRossmannが出場
Daniel Thioune監督は前節1-1で引き分けたSchalke戦から1つのポジション変更を余儀なくされることに。Emmanuel Iyohaが太ももの筋肉を痛め、急遽欠場することとなったため、Tim Rossmannが代わって先発出場。これにより、ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前にAndre Hoffmann、Tim Oberdorf、Jamil Siebertの3バックが並び、 サイドにはValgeir Lunddal (右)とRossmann (左)。中盤はGiovanni HaagとMarcel Sobottkaがダブルボランチ、その前にÍsak Jóhannessonとvan Brederodeを配置。そして最前線にDawid Kownackiが入る形でキックオフを迎えた。
前半:先制点を許すもすぐに同点弾
試合はリーグで最もポゼッション率の高いMagdeburgが序盤からゲームの主導権を握る展開に。そして11分、相手に先制点を奪われてしまう。ペナルティーエリア内でBryan Teixeiraからのラストパスを受けたMartijn Kaarsにゴールネットを揺らされ0-1に。しかし、フォルトゥナもすぐにリアクションを見せる。右サイドを駆け上がったTim Oberdorfからのクロスボールに、ゴール前でÍsak Jóhannessonが頭で合わせてすぐに試合を振り出しに戻してみせる (15分)。
フォルトゥナの猛攻、Rossmannが追加点
そこからフォルトゥナがギアを上げ、Dawid Kownacki (19分)とJamil Siebert (22分)がシュートを放つも、ここは相手GKがセーブ。それでも前半終了間際、Sobottkaがアタッキングゾーンでボールを奪うと、絶妙のタイミングでRossmannにスルーパスを出し、そのままRossmannがゴールネットを揺らしてフォルトゥナが逆転に成功 (42分)。こうして2-1でハーフタイムへ。
後半:立て続けに失点
後半、フォルトゥナは良い立ち上がりを見せ、3点目を奪いに行く。Myron van Brederodeがミドルシュート、Siebertがヘディングシュートを狙うも、ここは惜しくもゴールの枠を捉えられない。すると一瞬の隙を突かれ、同点に追いつかれてしまう。67分、ペナルティエリア内でKaarsのラストパスを受けたBaris Atikに決められ2-2に。その直前、Magdeburgのクリスマーケットに車が突っ込むテロ事故が起き、FCMのファンが応援を中断。この悲しいニュースはスタジアム中に広まり、フォルトゥナのサポーターも応援を中断することに。そして試合は70分、Xavier Amaechiからのパスに抜け出したKaarsにゴールネットを揺らされ相手チームに再びリードを奪われる展開となる。
Magdeburgに追加点
そして77分、すでに警告を受けていたTim Rossmannがこの試合2枚目のイエローカードを受け退場処分に。これで数的不利となったフォルトゥナは、試合終了間際にMohammed El Hankouri (87分)とPhilipp Hercher (90分+4分)に得点を奪われ、最終的には2-5で苦い敗戦を喫した。
ウィンターブレイク明けはDarmstadtとのホームゲーム
これより短いウィンターブレイクに入り、フォルトゥナは1月17日(金)、後期開幕戦でホームにてSV Darmstadt 98を迎え撃つ (18:30キックオフ)。