ファン・会員ポータルがスターティングイレブンを発表
クラブ会員がフォルトゥナでのストーリーを語る
ファンと会員のためのポータルサイト”Block F95”では、ここ最近独自のスターティングイレブンを発表しており、その中からクラブ会員がフォルトゥナで過ごした時間や、フォルトゥナに関連する特別な経験について個人的なエピソードを語っている。今後、定期的に入れ替わるスターティングイレブンの一員になりたい会員の方は、”Block F95”で自分自身のストーリーを送付することが可能に。まず、スターティングイレブンはフォルトゥナに最も長く所属している会員で構成される。このメンバーには1から11までの番号が与えられ、そのうちの3人が個人のストーリーを語ることとなる。
例えば、フォルトゥナの元ハンドボール選手であるHans-Werner Berteltは、長年に渡ってデュッセルドルフのハンドボールチームを積極的にサポートしてきただけでなく、クラブ会員として長年に渡るフォルトゥナへの忠誠心に対し、ダイヤモンドのバッジが授与された。彼は1954年以来、フォルトゥナのハンドボールチームに携わり、後に自らもプレー。彼は当時、自身がプレーしていた時に参加したKinderkrebsklinik in Düsseldorfへの寄付金を集めたGünter-Ranftler-記念トーナメントなど、さまざまなハンドボール大会をよく覚えているという。彼にとって、フォルトゥナを作り上げているのは何よりもクラブ会員とサポーターであり、何年経ってもこのメンバーは親しい友であり続けている。
Walter Richterもスターティングイレブンの一人で、彼は1964年からフォルトゥナのクラブ会員だ。その基礎を作ったのは彼の兄で、彼がRichterを1. FC Kölnとのラインダービーを観にスタジアムへ連れて行ったことがきっかけとなった。フォルトゥナの同点ゴールの後、Richterのフォルトゥナへの熱は今でも燃え続けている。その後、Richterはフォルトゥナの試合を何度も観戦し、ホームゲームもアウェー戦も試合を欠かさず、当時Baselで行われたFC Barcelonaとの劇的なヨーロッパカップ決勝も生で観戦。Richterはフォルトゥナで山あり谷ありすべてを経験し、今でもクラブへの忠誠を誓っている。
会員のスターティングイレブンには、フォルトゥナの歴史でおなじみの顔もいる。Bernhard Steffen、通称Berni!Bernhardは1957年から1967年までの10年間、フォルトゥナのユニフォームを着て241試合に出場し、52得点を記録。彼にとって、自らピッチに立った3度のドイツ杯決勝は、フォルトゥナでの最も重要な瞬間のひとつである。また、1965/66シーズンのブンデスリーガ1部昇格は、クラブにとってだけでなく、彼個人のキャリアにとっても最も重要な成功のひとつだ。フォルトゥナファンからBerniと呼ばれるようになったのは20歳の時で、当時Oberliga-Westに所属していた頃にデュッセルドルフでのキャリアをスタートさせた。それ以来、彼はこのクラブの会員であることを誇りに思っており、特に共に進む姿勢と相互尊重を高く評価している。
ファン・会員ポータル”Block F95”の第1回スターティングイレブンの全容は、トップページからチェック可能となっている。スターティングイレブンの一員になりたい方は、こちらから応募することができる。運がよければ、あなただけのフォルトゥナストーリーが”Block F95“に掲載されるかもしれない。