中央大学とフォルトゥナがカレッジパートナー契約を更新
今後も日本の大学生がフォルトゥナで研修プログラムを受けられることに
フォルトゥナ・デュッセルドルフと中央大学が、これまで4年間に渡って続いてきたカレッジパートナー契約を2年延長した。これにより、同大学の学生たちは今後もフォルトゥナで1週間の研修プログラムを受ける機会を得ることになる。
中央大学の商学部は2019年度からスポーツビジネスのプログラムを新設しており、このパートナーシップを締結したことで、そのプログラムの中にさらにフォルトゥナ・デュッセルドルフと提携した講座を設けることが可能となっている。
このパートナーシップを通じ、最大で10人の学生がフォルトゥナでの1週間の研修プログラムに参加することになる。この研修では、クラブのフィロソフィーや戦略マーケティング、チケッティング、CSR活動、ファン対応、ユースアカデミーセンターについてなど、サッカークラブの経営における様々なノウハウを各部署の担当者から直接学ぶだけでなく、フォルトゥナのホームタウンであるでデュッセルドルフ市の市庁舎や、クラブとパートナーシップを結んでいる日系スポンサー企業の代表者からも話を伺い、フォルトゥナを支援する意義や意味を伺う機会も提供される。そして研修中には、ユースチームのトレーニングや試合を視察するだけでなく、トップチームが所属するブンデスリーガのホームゲームを観戦し、試合運営なども学ぶこととなる。なお、この研修では現地にてクラブの日本人スタッフがすべて日本語で対応していくこととなる。
これまでの4年間、2021年と2022年はコロナ禍によりオンライン・セミナーという形での開催となっていたが、2023年には念願のドイツでの実地研修が実現。もちろん、今年の2月にも学生10名がデュッセルドルフにて1週間の実地研修を実施していた。そして今回、このCOLLEGE PARTNER(カレッジパートナー)契約をさらに2年更新したことにより、今後も中央大学の学生はフォルトゥナで1週間の研修プログラムを受けられることとなった。
Alexander Jobst会長:
「我々は中央大学との提携を更新できたことを嬉しく思うと共に、今シーズンもまた2月にここデュッセルドルフで日本の学生たちを迎えられることを楽しみにしています。中央大学の教授や学生たちとの交流は、毎年とても充実したものとなっています。」
渡辺岳夫 中央大学商学部教授:
「フォルトナ・デュッセルドルフと中央大学商学部の提携について、契約を更新することができたことを心より嬉しく思っています。これまでの4年間、中央大学の学生たちは、フォルトナでの実地研修を通じて、世界でも最先端のサッカービジネスの一端に触れてまいりました。来年以降も、その機会をフォルトナから頂戴することができることになり、心よりフォルトナの皆様には御礼申し上げます。これからの2年間も何卒よろしくお願い申し上げます。」