内野貴史がフォルトゥナを去ることに
サイドバックがUAEのAl-Wasl SCへ移籍
フォルトゥナの背番号2、内野貴史がフォルトゥナを去り、UAEのAl-Wasl SCへ移籍することが決定した。Al-Waslは昨シーズン、UAE Pro Leagueで8度目のリーグ制覇を成し遂げていた。なお、契約内容に関しては発表しないことで双方合意している。
この23歳のサイドバックは、2021/22シーズンにAlemannia Aachenからフォルトゥナに移籍し、初めはセカンドチームにてレギオナルリーガ・ウェスト (4部リーグ)で43試合に出場。2022年3月、Paderbornとのアウェー戦でブンデスリーガ2部デビューを果たすと、10月にはプロ契約にサイン。その後、Daniel Thioune監督のもとで27試合に出場し、1ゴールを記録。ここ最近、内野はU23日本代表としてパリ五輪にも出場していた。
Klaus Allofs役員 (スポーツ&コミュニケーション):
「移籍はすべての関係者が満足することが重要です。それは今回のケースも同じです。内野貴史は我々のもとで成長を続けてきましたが、彼のポジションにはMatthias Zimmermannという経験のある選手がいます。今回の移籍は、彼のキャリアをさらにステップアップさせるチャンスを与えるものです。我々は素晴らしい性格を持つ”タカ”に感謝するとともに、彼のこれからの成功を祈っています」
Christian Weberスポーツダイレクター:
「我々はAl-Wasl への移籍で、関係者全員にとって素晴らしい解決策を見つけることができました。タカとの契約はあと1年しか残っていませんでしたし、出場時間を増やしたいという彼の願いは、おそらく今シーズン中に実現するのは難しかったと思います。そこで我々は良いチャンスが訪れた場合、別々の道を歩むことに合意していました。新しいクラブでは、彼が望んでいた出場時間を得ることができるでしょう」
フォルトゥナはこれまでチームに貢献してくれた内野貴史に感謝し、今後も公私ともに幸運が訪れることを祈っている。
ありがとう、貴史!新天地でも頑張れ!