BACK AGAIN！

開幕戦勝利を挙げたDARMSTADT戦での5つの要点をチェック

先週日曜日、フォルトゥナはシーズン開幕戦でブンデスリーガから降格したSV Darmstadt 98に2-0で勝利を挙げ、最高のスタートを切ることに成功した。ここでは、この試合の勝因ともなった5つの要点をチェックしていく。

感謝、そして誇り

新加入のDanny Schmidtは、昨日のDarmstadt戦でフォルトゥナでの公式戦デビューを飾っただけでなく、この試合は彼にとってブンデスリーガ2部でのデビュー戦ともなった。Schmidtは先発出場し、1-0の状況でJona Niemiecと交代した69分までプレー。そんな21歳のアタッカーは昨日の夜、「忘れられない経験！フォルトゥナで2部リーグ初出場を果たせたことに感謝するとともに、このことを誇りに思う」と自身のインスタグラムでコメントしていた。デビューおめでとう、デニー！

 

アシスト王

2022/23シーズンと2023/24シーズン、それぞれ10アシストを記録し、フォルトゥナのアシスト王に輝いていたアペルカンプ真大が、今シーズンも第1節で最初のスコアラーポイントを記録。55分、アペルカンプが右サイドから蹴った鋭いフリーキックが相手DFのオウンゴールを誘い、フォルトゥナに先制点をもたらした。このフリーキックだけでなく、フォルトゥナの背番号23からのセットプレーは何度も脅威となった。今シーズンもアペルカンプがどれだけスコアラーポイントを伸ばすのか注目が集まる！

 

途中交代から決勝点！

新加入のTim Rossmannが途中交代から少ない時間で結果を出した。85分、Daniel Thioune監督はFelix Klausに変えてRossmannを投入。するとその1分後、彼はすでにゴールパフォーマンスで拳を突き上げていた。 フォルトゥナは左サイドでIyoha、田中、Jóhannesson、Zimmermannと繋ぎ、最後はZimmermannのクロスボールを受けたRossmannが素晴らしいファーストタッチから得意の左足でゴールネットを揺らし、フォルトゥナでの初ゴールをマーク。試合後、20歳のFWは「フォルトゥナでのデビュー戦でこれ以上のことはありません」とコメント。このまま得点を奪い続けてくれ、ロシー！

 

無敗記録を更新

強調しなければならない記録がある。フォルトゥナはDarmstadtに勝利したことで、ブンデスリーガ2部での無敗記録を15試合に更新。また、この15試合のうち7試合をフォルトゥナは無失点に抑えている。その上で欠かすことができないのがフォルトゥナの守護神、Florian Kastenmeierの存在だ。昨日もいくつかのスーパーセーブを見せ、鉄壁の守りで相手に得点を許さなかった。

 

Newtonのために！

試合後、チームは共にアウェーへと足を運んでくれたフォルトゥナファンたちと一緒に、このDarmstadtでの勝利を先日事故で亡くなったフォルトゥナの若手選手、Newton Opoku-Mensahに捧げた。大きな2枚の横断幕には「Deinen Traum gelebt, für immer ein Teil unseres Vereins. Ruhe in Frieden (あたなの夢は永遠に我々クラブと共に生き続ける。安らかに)“という言葉が記載されていた。Florian Kastenmeierは「私はチームを代表し、Newtonのご家族と彼を愛する人たちに心よりお悔やみ申し上げます。これは非常に悲しいニュースであり、大きなショックを与えました。我々はできる限りNewtonのご家族をサポートします」と強調している。この勝利はNewtonへ。安らかな眠りにつくよう、お祈り致します。