第1節・SV Darmstadt 98 vs Fortuna Düsseldorf
最高のスタート!フォルトゥナがDarmstadtに2-0で勝利
フォルトゥナがブンデスリーガから降格したSV Darmstadt 98に2-0で勝利し、完璧なスタートを切った!試合はAleksandar VukoticのオウンゴールとTim Rossmannのフォルトゥナ初ゴールがチームを成功へと導いた。
スターティングメンバー:4-3-3を起用
2024/25シーズン開幕戦、Daniel Thioune監督は4-3-3のシステムでDarmstadtとのアウェー戦に臨むことに。ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前にMatthias Zimmermann、Andre Hoffmann、Tim Oberdorf、Emmanuel Iyohaの4バックが並び、中盤には田中碧、Marcel Sobottka、Isak Jóhannessonを配置。そして最前線にFelix Klaus (右)、アペルカンプ真大 (左)、Danny Schmidt (中央)が入る形でキックオフを迎えた。選手たちは今週に事故で亡くなったU17チームのNewton Opoku-Mensahへの追悼の意を込め、喪章をつけて試合に臨んだ。
前半:中盤での攻防
DarmstadtのBöllenfalltorにて序盤からボールを保持し、主導権を握ったのはフォルトゥナだった。一方、”Lilien“ことDarmstadtはラインを下げてコンパクトに守備を行い、カウンターでチャンスを伺う展開に。試合序盤、Klaus (8分、相手GKがセーブ)とAleksandar Vukotic (11分、ゴール左へ) が最初のチャンスを迎えるも、ゴールネットを揺らすまでには至らない。前半、ポゼッション率59%を記録したフォルトゥナは、ボールを保持しながら攻撃を仕掛け、キャプテンのHoffmannのヘディングシュート (14分)、Sobottka (16分)やJóhannesson (21分)が立て続けにシュートを狙っていく。
Kastenmeierのスーパーセーブ
前半終盤、Kastenmeierがにこの試合最初の出番が訪れる。35分、Sergio Lopezにゴール前でシュートを放たれるも、ここはフォルトゥナの守護神がセーブ。続く39分にもVukoticが再びヘディングシュートを狙ってくるも、ここもKastenmeierが立ちはだかる。こうして、前半はスコアレスでハーフタイムへ。
後半:オウンゴールでフォルトゥナが先制
後半に入るとフォルトゥナが猛攻を仕掛けていく。50分、Zimmermannが鋭いクロスをゴール前に送るも、ここは相手DFが最後のところでクリア。その2分後、今度はKlausが放ったミドルシュートはわずかにクロスバーの上へ (52分)。それでも55分、フォルトゥナが右サイドでフリーキックを獲得すると、アペルカンプの蹴ったボールが相手DFに当たってゴールへ吸い込まれ、フォルトゥナが先制!
Rossmannのフォルトゥナ初ゴールが決勝点に
そこからDarmstadtももちろん積極的になり、得点を奪いにくる。68分、相手のコーナーキックからFraser Hornbyに合わせられるも、ここはKasteimeierがセーブ。さらに、そのこぼれ球をKai Klefischが詰めにくるも、このシュートにもフォルトゥナの守護神が素晴らしい反応を見せ、相手にゴールを許さない。そして試合終盤、DarmstadtのヤングスターOthmane El IdrissiがDFの裏に抜け出したJona Niemiecをファウルで止めると、主審のRobert Kampka氏はイエローカードを提示。しかしビデオチェックの後、その判定は取り消しとなり、一発レッドで退場処分に。これで数的優位となったフォルトゥナが、その数分後に追加点を奪ってみせる。左サイドで田中、Iyoha、Jóhannessonと繋ぎ、最後はこの夏の新加入Tim Rossmannがゴールネットを揺らして2-0に!さらに後半ロスタイム、Jóhannessonにビッグチャンスが訪れたものの、最後のシュートは上手くミートすることができなかった。それでも試合はこのままタイムアップを迎え、2-0でDarmstadtに勝利したフォルトゥナが最高のスタートを切ることに成功した。
来週はホーム開幕戦
来週土曜日 (8月10日)、フォルトゥナはホーム開幕戦で、Merkur Spiel-ArenaにてKarlsruher SCを迎え撃つ (13:00キックオフ)。