「今、多幸感は我々の仲間ではない」
記者会見:入れ替え戦セカンドレグを前にしたDaniel Thioune監督のコメント
フォルトゥナにとって、今シーズン最後の最も重要な試合が近づいている。フォルトゥナは月曜日にホームで行われるVfL Bochumとの入れ替え戦セカンドレグで、1部昇格をかけた戦いに臨む。そんな一戦を前にした記者会見でDaniel Thioune監督が述べた重要なコメントは以下の通り。
Daniel Thioune監督が...
…選手の状況について:
「Nicolas Gavoryはふくらはぎの肉離れで欠場します。彼は早く復帰できるよう、すぐにリハビリを開始する予定です。Jamil Siebert(太ももの腱断裂)の離脱は皆さんご存知の通りです。これまでは叶いませんでしたが、私は明日、彼がスタジアムに来れることを願っています。また、Sima Susoも欠場します。それ以外の選手は全員が出場可能です」
…多幸感について:
「このような結果の後の多幸感があるのは普通です。しかし、それは外どちらかというと外からくるものです。チーム内では明確です。ファーストレグの後、チームがすぐ次にフォーカスしていたのは印象的でした。それはこの2日間も同じでした。金曜日はリカバリーを中心に、土曜日は内容の部分にフォーカスしました。試合の流れの中で、我々にとって悪い方向に進みそうな場面もありましたが、特に良かった部分も再確認しました。チームに最も重要なメッセージは、これが目標までの道中だということです。今、多幸感は我々の仲間ではありません」
…VfL Bochumについて:
「ファーストレグの前は4バックを想定していましたが、VfLは3バックに変更し、中央の枚数を増やしてきました。Bochumは明日、全力で試合に臨んでくるでしょう。しかし、それは我々も同じです。明日はあらゆることに対応できるようにする必要があります。Bochumは綺麗なサッカーというよりも、勝つために最大限のエネルギーを持って試合に臨んでくるはずです。準備はできています。それはBochumでも証明しました。私の選手たちは素早く状況に適応できます」
…スターティングメンバーについて:
「木曜日と同じメンバーを起用する可能性が高いです。彼らは非常に良いプレーを見せました。各選手がどこまで回復しているかは確認しますが、我々はベンチにもクオリティーがあります」
…スタジアムの雰囲気について:
「我々のスタジアムは燃え上がるでしょう。これにより、我々は最大限のサポートを受けることになります。我々には1本1本のパスにも、ディフェンスでのタックルにも、その応援が必要になります。観客の皆さんには選手たちを応援し、我々と最大の目標を達成するために力を貸してほしいです」
…Bundesligaでプレーするという夢について:
「明日は私の夢のためではないというのを強調することが重要です。小さい頃にサッカーを始めたのは、それが楽しかったからです。当時、憧れの選手の真似をしていましたが、彼らのほとんどが15:30からサッカーをしていることに気づきました。子どもや10代の頃、それに少しでも近づくために力と時間を費やしました。その目標は達成できませんでしたが、それで人生が悲しくなることはなかったですし、他にもたくさんの素晴らしい瞬間を経験することができました。高みを目指すのは監督としても同じで、指導者研修でもLandesliga(6部リーグ)で16位になることが終点だとは言われません。もちろん最大限の努力をして上を目指しますし、今がそれを達成するチャンスが目の前にあります。しかし、ここでも同じです。どんな理由があれ、それが実現しなかったとしても、私の人生が不幸になることはありません」