「全員が集中している」
記者会見:1.FC Nürnbergとのホームゲームを前にしたDANIEL THIOUNE監督のコメント
今週金曜日の夜にフォルトゥナのホームで開催される1. FC Nürnberg戦 (18:30キックオフ)を前にした記者会見で、Daniel Thioune監督が述べた重要なコメントは以下の通り。
Daniel Thioune監督が…
…選手の状況について:
「内野貴史はU23日本代表としてU23アジアカップに出場しており、Felix Klausは前節に今季5枚目のイエローカードを受けたため累積出場停止となります。Marlon Mustaphaはここ最近筋肉に問題を抱えているため、様子を見て判断することとなります。その他の選手は全員出場可能です」
…シーズン終盤のチームのエネルギーについて:
「シーズンラストスパートにかける選手たちの意気込みがひしひしと伝わってきますし、全員が集中しています。それはトレーニングにも表れていて、そこにはちょっとした摩擦もありますが、摩擦があるところには熱があるります。私は自分たちの目標のためにチームがこの状況を受け入れていることを嬉しく思います。残り3試合で勝ち点9ポイントを掴み取りたいです。前半戦は良い思い出がありますが、明日はシーズン前半戦とはまったく違う”Club”と対戦することとなるでしょう」
…1. FC Nürnbergについて:
「Nürnbergはクオリティの高い選手が多く、自分たちのサッカーをしてきます。彼らはしっかりとボールを繋ぎ、ロングボールはほとんど使ってきません。Cristian Fiél監督はそのことでも知られています。我々にとっては相手の選手を制限することが必要になります。だからこそ、私は守備の理解度が高い選手を何人かピッチに送り込みます」
…プレッシャーについて:
「ポジティブなプレッシャーは何かを勝ち取れるチーム側にあり、私のチームもそれに含まれます。一方で、ネガティブなプレッシャーは妨げになり、何かを引き起こす可能性があります。私も自身の経験からそれを知っています。下位にいるとリュックサックは少し重くなりますが、勝ち点37ポイントを獲得しているNürnbergは降格とはほとんど無縁と言えるでしょう。しかし、入れ替え戦圏内が迫ってきているチームにはより強いプレッシャーがかかっているはずです」
…昇格の経験について:
「自分と向き合い、明確でいることが大事です。私は落ち着きを保ちながらも、シーズン終盤にまだ何かがあるという状況にワクワクもしています。この経験はこれからの数日間、そして金曜日にも役立つでしょう。また、チーム内に経験豊富な選手がいることも非常に重要です。選手はピッチに立つことが仕事だからこそ、摩擦も多いですが、みんな今の状況を理解しています。私はこれまでにも何度か、選手に対する評価はピッチに立った時間だけで決まるものではないと強調してきました。だからこそ、ここ数日でMarcel SobottkaやAndre Hoffmannがオフィスで私と色々話し合ってくれたことを嬉しく思っています。それは試合に出るか出ないかという話でなく、彼らが今の状況をどう見ているのか、何が必要なのか、何を望んでいるかということについてです。私は明日も選手全員に全力を尽くしてもらいたいと思っています」
…引き分けとなったSchalke戦で得たことについて:
「あの試合で私のチームが一歩前に進んだのは、彼らが貪欲であり続け、相手に立ち向かうことをやめなかったからです。Schalkeの順位は必ずしも良いとは言えませんが、彼らのホームで強いチームの1つです。我々にとっては良い試合でした。あの粘り強さ、抵抗力、そして我慢強さは次にも活かすことができます。結果がどうであれ、私のチームがその力を持っていることを嬉しく思います。私のチームには明確なプランと安定感があり、大事な場面で這い上がれる力があります」