第30節・Fortuna Düsseldorf vs SpVgg Greuther Fürth

1-0！フォルトゥナがFÜRTHとの接戦に勝利

土曜日、フォルトゥナはホームにてSpVgg Greuther Fürthに1-0で勝利を収めた。試合は69分にアペルカンプ真大のアシストからVincent Vermeijが挙げたゴールが決勝点となり、フォルトゥナがさらなる勝ち点3を積み上げることに成功した。

スターティングメンバー：Jastrzembskiが先発

Daniel Thioune監督は前節2-0で勝利したWiesbaden戦から、1つのポジションの変更を余儀なくされることに。ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前に、Matthias Zimmermann、Jamil Siebert、Tim Oberdorf、Emmanuel Iyohaの4バックが並び、中盤にはYannik Engelhardt、Ísak Jóhannesson、アペルカンプ真大を配置。そして最前線には、イエローカードの累積で出場停止となったChristos Tzolisに代わってDennis Jastrzembskiが左に入り、右にFelix Klaus、中央にVincent Vermeijが入る形でキックオフを迎えた。

 

前半：立ち上がりにハーフチャンス

この試合、最初のチャンスを作り出したのはフォルトゥナだった。2分、OberdorfのロングボールにVermeijが相手DFラインの裏へ抜け出すも、ここは飛び出してきた相手GKが最後のところでクリア。フォルトゥナはその後も猛攻を続け、Iyoha (3分)やJastrzembski (6分)がゴールへ迫るも、ゴールネットを揺らすまでには至らない。

 

Engelhardtのスーパーゴールは取り消しに

そこから試合は中盤での攻防が増え、お互いにチャンスを作り出すことができない。35分には、Yannik Engelhardtが”今月のベストゴール”に選出されるような素晴らしいジャンピングボレーを決めて見せるも、その前のプレーに関与したVermeij がオフサイドポジションにいたとして、このゴールは取り消しに。一方のFürthもJomaine Consbruchがゴールまで約11mの距離からシュートを放ってくるも、ここはフォルトゥナの守護神Kastenmeierが立ちはだかる (37分)。前半終了間際、Iyohaが狙ったミドルシュートはゴールの上を超えていき、前半は0-0のままハーフタイムへ。

 

後半：VARの結果、FürthのPKが取り消しに

後半立ち上がり早々、フォルトゥナにとってはヒヤッとするシーンが訪れる。ペナルティエリア内でTim Lemperleが出したパスがOberdorfの腕に当たり、主審のHeft氏は即座にPKと判断 (47分)。しかし、VARの結果、Heft氏はこの判定を取り下げ試合続行。それでも、そこから相手に立て続けにチャンスを作られる。まず、Simon Astaにペナルティエリアの中から放たれたシュートはクロスバーの上へ (52分)。その3分後には、KastenmeierがArmindo Siebのヘディングシュートをスーパーセーブで防ぎ、相手に得点を許さない (55分)。

 

Vermeijが決勝点をマーク

なんとか1点が欲しいフォルトゥナだが、非常にコンパクトにしてスペースを埋めてくるFürthの堅い守備の前に突破口を見出せない。それでも69分、フォルトゥナが一瞬の隙をついてゴールネットを揺らしてみせる。相手DFがヘディングでクリアしたボールを拾ったアペルカンプがVermeijに素晴らしいスルーパスを送ると、フォルトゥナの背番号9がこれを右足でしっかりと沈めて1-0に！そして、Daniel Thioune監督率いるフォルトゥナはこの1点を最後まで守りきり、リーグ戦6連勝を飾ることに成功した！

 

次節はアウェーにてSchalke 04とのトップゲーム

フォルトゥナはちょうど1週間後、アウェーにてFC Schalke 04と対戦する。Veltins-Arenaでのトップゲームは、20:30キックオフで開催される。