ADAM BODZEKがこの夏に現役引退へ

4月28日にPAUL-JANES-STADIONで行われる試合でお別れセレモニーを開催

フォルトゥナのレジェンドであるAdam Bodzekがこの夏で現役生活を終える。2022/23シーズンからU23チームの盟主として活躍していた38歳のMFは、今シーズン限りでフォルトゥナとの契約が満了に。選手としてのキャリアを終えた後、Bodzekは7月1日からフォルトゥナのユースアカデミーセンターでコーチとして新たな職務に就くこととなる。そんなBodzekのお別れセレモニーは、4月28日(日)の14:00キックオフで開催されるセカンドチームのホームゲーム、Borussia Mönchengladbach戦で行われる。

2011年1月にMSV Duisburgからデュッセルドルフに移籍したAdam Bodzekは、2012年と2018年のブンデスリーガ昇格に重要な役割を果たした。また、2020年から2022年まではトップチームのキャプテンを務めていた。そんなBodzekはフォルトゥナでブンデスリーガで78試合、ブンデスリーガ2部で206試合、合計302試合に出場。この間に彼はフォルトゥナの歴史に残る偉大な選手の1人となった。

 

Bodzekは2022/23シーズンからフォルトゥナのU23チームで盟主としてプレーしており、レギオナルリーガ・ウェスト(4部リーグ)にてこれまで合計47試合に出場。今シーズン限りで選手としての契約は満了となる”Bodze”は、7月1日からフォルトゥナのユースアカデミーセンターでコーチを務めることとなる。

 

そんなAdam Bodzekのお別れセレモニーが、4月28日(日)の14:00キックオフにてPaul-Janes-Stadionで行われるホームゲーム、Borussia Mönchengladbach戦で開催される。なお、この試合のチケット先行販売に関する詳細は、近日中に発表となる。

 

Klaus Allofs役員 (スポーツ&コミュニケーション)：

「Adam Bodzekはフォルトゥナでの選手としての長く成功したキャリアを振り返ることができます。彼はスポーツの面で困難な時でも模範となる存在として、他の選手たちから尊敬される重要なリーダーであることを証明してきました。我々は”Bodze”が今シーズン終了後も別の役割でNLZにて我々と一緒にいてくれることを非常に嬉しく思います。Adam Bodzekがこの先も我々と共にいてくれることは、すべての人にとって大きなプラスです」

 

ユースアカデミーセンター、Stefan Vollmerhausenダイレクター：

「Adamは過去2シーズン、自身のあらゆる経験を活かし、ピッチ内外でU23チームの盟主としての役割を果たしてくれました。彼がこの先も我々のもとに残り、NLZのコーチとして現役引退後の第一歩を踏み出すことを非常に嬉しく思います。彼のような人材がクラブに残ってくれることがいかに重要かは、過去のポジティブな経験が証明しています」

 

Adam Bodzek：

「U23チームで2年間プレーした後、この夏で現役生活を引退する時が来ました。自分のキャリアを誇りと感謝の気持ちを持って振り返ると、特にフォルトゥナで過ごした13年間での多くの想いが蘇ります。私にとってこのクラブは非常に大切で、この間にスポーツにおける私の故郷となりました。だからこそ、現役引退後もFlinger Broichで新たな役割を担えることを嬉しく思います。フォルトゥナでの踏み出す新たな一歩を楽しみにしていますし、意欲的に取り組み、自分の経験を最高の形で伝えていきたいと思います」