エモーショナルな再会
FRIEDHELM FUNKEL監督率いるKAISERSLAUTERNとの一戦に臨むフォルトゥナ
3月30日(土)、フォルトゥナは1. FC Kaiserslauternとのアウェー戦に臨む。現在、そんな”赤い悪魔”ことKaiserslauternの指揮をとっているのは、長年に渡りフォルトゥナの指揮官を務めていたFriedhelm Funkel監督だ。ここでは、Funkel監督がフォルトゥナの指揮官を務めていた時間を振り返っていく。
Friedhelm Funkel監督がフォルトゥナを率いていた時期 (2016年〜2020年)の最大の成功は、間違いなくブンデスリーガ昇格だ。2018年、フォルトゥナはDynamo Dresdenとのアウェー戦で、試合終了間際にRouwen Henningsが劇的ゴールを決め、待望の1部復帰を果たした。チームとファンは歓喜に沸き、Friedhelm Funkel監督は試合終了後にスタンドへ登ってファンたちと喜びを分かち合った。この日の写真は、おそらくすべてのフォルトゥナファンの記憶に残っていることだろう。
フォルトゥナファンとクラブは、他にもFunkel監督と多くの素晴らしい瞬間を共にした。1部昇格後には、2018年11月24日にAllianz Arenaで行われたFC Bayern München戦など、ブンデスリーガでクラブの歴史に残る試合が続いた。この試合では、フォルトゥナは2度ビハインドを負いながらも、Dodi Lukebakioがハットトリックの大活躍を見せ、最終的には3-3の引き分けで勝ち点1を獲得した。また、同シーズンの第24節には、フォルトゥナがアウェーにてFC Schalke 04に4-0で快勝を収めることに成功。このシーズン、Funkel監督率いるフォルトゥナは最終的に10位でフィニッシュし、1部残留を決めていた。
今週土曜日に行われる1. FC Kaiserslautern戦は、現在70歳のFunkel監督にとって2020年以来、フォルトゥナとの初対決となる。Funkel監督率いるチームとの試合がどのような結末を迎えるかはまだわからないが、非常にエモーショナルな再会になることは間違いないだろう。