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2020/06/30 | ニュース

フォルトゥナ日本デスクを担当してきた瀬田元吾が離任

後任には薬丸隼人、廣岡太貴が就任することに

12年間フォルトゥナ・デュッセルドルフの日本デスクを担当してきた瀬田元吾(39歳)が、今シーズンを最後に離任することとなった。なお後任には薬丸隼人、廣岡太貴が就任し、同デスクの業務を引き継いで担当していく。

2005年に渡独した瀬田は、2005/06シーズンにはフォルトゥナのサテライトチーム(現U23チーム)でプレーした経験を持つ。そしてケルン体育大学大学院を経て、2008/09シーズンよりフォルトゥナのフロントで研修をスタートさせると、2008年10月には日本デスク設立に携わり、その後12年間に渡って日独の”架け橋”としてデュッセルドルフの伝統クラブに従事してきた。

後任に就任する薬丸(27歳)は、2019年5月より3ヶ月の研修を経て、2019/20シーズンからは日本デスクのアシスタントとして、瀬田の下で経験を積んできた。また今年で30歳を迎えた廣岡は、2012/13シーズンにフォルトゥナU23チームでプレーした日本人選手であり、瀬田同様に過去にプレーしたクラブでセカンドキャリアをスタートさせることになる。

 

日本デスク・瀬田元吾:

2005年8月にフォルトゥナのサテライトチームで最初に公式戦に出場したことは、今でも鮮明に覚えています。そして2008年にフロント入りして以来、3度の昇格や2度の降格だけでなく、厳しい残留争いなども経験しました。またこの12年間で6人の日本人選手(結城耕造、大前元紀、金城ジャスティン俊樹、宇佐美貴史、原口元気、アペルカンプ真大)のサポートができたことも、本当に良い思い出です。数えきれないほど多くのチャンスを与えてくれたこのクラブには感謝しかありません。

今シーズンが2部リーグ降格という結果になってしまったことは非常に残念ですが、またすぐにドイツトップリーグに返り咲いてくれることを確信していますし、そのために後任の薬丸・廣岡の二人が尽力してくれるものと信じております。

この12年間、多くの方々にご支援、ご声援いただきましたことにも、心より感謝申し上げます。そして今後も、フォルトゥナ・デュッセルドルフを何卒宜しくお願い致します。

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