攻めてよし、守ってよし!
アウェーで勝利したOsnabrück戦での5つの要点をチェック
第26節、フォルトゥナはアウェーにてVfL Osnabrückを4-0で下し、好調ぶりをアピールした。ここでは、その中でも特に印象に残った5つの要点をチェックしていく。
止まらないTzolisの勢い
彼についてはこれまで何度もフォーカスしてきたが、まだまだ勢いが止まらない。Christos TzolisはVfL Osnabrück戦でも再び素晴らしいパフォーマンスを発揮。このアタッカーは1点目を自らが決め、2-0と3-0のアシストをマーク。なんと、ここ5試合で9スコアラーポイントを記録している。これによりTzolisは、今季ここまで15得点7アシストで、HSVのRobert Glatzel (16得点6アシスト)、St. PauliのMarcel Hartel (13得点9アシスト)と並んで、2部リーグのスコアラーポイントランキング首位タイに立っている。
再び無失点
HSV戦と同様、VfL Osnabrück戦でもフォルトゥナは相手にゴールを許さなかった。それだけではなく、Thioune監督率いるチームは相手に枠内シュートを1本も打たせないという偉業を達成。これは今季2度目となる。これにはゴールキーパーのFlorian Kastenmeierも「守備面においては全員に大きな敬意を払います!それは誰がピッチに立とうと同じです。みんなが走って、スペースを消し、身体を張ってディフェンスしています。本当に素晴らしいですし、文句のつけようがありません」とコメント。
内野の初ゴール
57分、Nicolas Gavoryが負傷交代を余儀なくされ、代わって内野貴史が左サイドバックのポジションで出場。するとその2分半後、U23日本代表のサイドバックがすぐに輝きを放つ。”Taka”こと内野が左サイドでボールを受けると、中央に切れ込み、右足を振り抜いてゴールネットを揺らして見せた。フォルトゥナでの初ゴールに内野自身は「(自分が入った時は)勝っていたのでしっかりとディフェンスして、0に抑えるのが役割だったので、自分がゴールを決めるとは思っていませんでした」とコメント。Thioune監督も「彼は最近、あまり出場時間を得られていませんでした。だからこそ、彼のゴールは非常に嬉しかったです」と内野のゴールを称賛した。
Mustaphaが初スタメン
Marlon Mustaphaはこの日、ブンデスリーガ2部で初めてスターティングメンバーに名を連ねた。そして彼は、3点目となるゴールを決めただけでなく、素晴らしいパフォーマンスでその期待に応えて見せた。試合後、Daniel Thioune監督は「私はMarlonがゴール前で仕事をしてくれると思っていました。Christosと彼は前線で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれましたね。Marlonが我々のプラン通りにプレーしてくれたこと、そして彼自身がゴールを決めたことを嬉しく思います」とコメント。
代表ウィークに突入
代表ウィーク前最後の試合に勝利し、良い形でリーグ中断期間に入ったフォルトゥナ!そしてこの週末、フォルトゥナはブンデスリーガ2部の上位争いがどうなるのか、リラックスしながらチェックすることができる。次節は3月30日(土)に再びアウェーにて1. FC Kaiserslauternと対戦する (13:00キックオフ)。それでもフォルトゥナはここ最近、アウェーでの強さを発揮しており、敵地での過去7試合のうち黒星を喫したのはたったの1試合となっている。