第26節・VfL Osnabrück vs Fortuna Düsseldorf

4-0！フォルトゥナがOsnabrückに快勝

金曜日の夜、フォルトゥナはアウェーで快勝を収め、良い形で代表ウィークによるリーグ中断期間に入ることに成功。フォルトゥナはChristos Tzolis、内野貴史、Marlon Mustapha、田中碧が得点をマークし、VfL Osnabrückを4-0で下した。

スターティングメンバー：Mustaphaが初先発

Daniel Thioune監督は前節ホームにて2-0で勝利したHSV戦のメンバーから、2つのポジションを変更してこの一戦に臨むことに。ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前に、Matthias Zimmermann、(負傷したJoshua Quarshieに代わって) Jamil Siebert、Tim Oberdorf、Nicolas Gavoryの4バックが並び、中盤には田中碧、Yannik Engelhardt、Ísak Jóhannessonを配置。そして右にFelix Klaus、左にChristos Tzolis、最前線に(Christoph Dafernerに代わって) フォルトゥナで初先発となるMarlon Mustaphaが入り、4-3-3のシステムでキックオフを迎えた。

 

前半：KlausとMustaphaにチャンス

試合立ち上がり、最初のチャンスを作り出したのはフォルトゥナだった。3分、 TzolisからのクロスにKlausが頭で合わせるも、このシュートは僅にクロスバーの上へ。その後、フォルトゥナがボールを保持しながらゲームを進めるも、大きなチャンスを作り出すことができない。17分にはフォルトゥナがカウンターを仕掛け、Tzolisのパスに抜け出したMustaphaが相手GKと1対1のシーンを迎えるも、ゴールネットを揺らすことはできず。

 

Tzolisのゴールでフォルトゥナが先制

20分にはOsnabrückも反撃を見せるが、ペナルティエリア内でMichael Cuisanceに放たれたシュートはフォルトゥナDFがブロック。すると30分、フォルトゥナにビッグチャンスが訪れる。田中からのピンポイントパスに抜け出したJóhannessonがダイレクトで折り返し、ゴール前に走り込んだMustaphaがダイレクトで合わせるも、ここも相手GKが立ちはだかる。しかしその5分後、フォルトゥナがついに均衡を破ってみせる。再び田中の素晴らしいクロスボールからJóhannessonがスルーし、最後はファーサイドでTzolisが詰めて1-0に (35分)！

 

後半：ジョーカー内野！

後半もThioune監督率いるフォルトゥナが良い立ち上がりを見せ、2点目を奪いに行く。しかし、Jóhannessonのシュートは相手GKにセーブされ (53分)、Mustaphaのヘディングシュートは僅かにゴールの枠を捉えられない (54分)。そして迎えた57分、Gavoryが負傷交代を余儀なくされ内野貴史がピッチ入ると、U23日本代表のサイドバックがなんと交代から2分30秒後にゴールという形で結果を出して見せる。左サイドでTzolisからのパスを受けた内野がドリブルで中へ切れ込み右足を振り抜くと、鋭いシュートをニアサイドに突き刺し、ゴールネットを揺らして2-0に (59分)！

 

Mustaphaと田中が追加点

一方、Osnabrückも再び反撃を仕掛けてくるも、フォルトゥナは堅い守備で相手に決定的なチャンスを作らせない。反対にフォルトゥナはさらに猛攻を仕掛け、追加点を狙いに行く。すると72分、スルーパスに抜け出したTzolisがゴール前に折り返し、これをMustaphaが詰めてゴールネットを揺らすも、1度はオフサイドの判定に。しかし、3分間のVARの結果、このゴールが認められ3-0とする！さらに試合終了間際には、Zimmermannの放ったシュートが田中に当たってコースが変わり、そのままゴールへ吸い込まれてダメ押し (88分)。試合はこのままタイムアップを迎え、アウェーにて4-0で快勝を収めたフォルトゥナが貴重な勝ち点3を積み上げることに成功した。

 

代表ウィーク明けはKaiserslauternとのアウェー戦

来週は代表ウィークによるリーグ中断期間となり、その後フォルトゥナは3月30日(土)に1. FC Kaiserslauternとのアウェー戦に臨む (13:00キックオフ)。