「再び流れが我々に傾かなければならない」
記者会見:Hansa Rostockとのホームゲームを前にしたDaniel Thioune監督のコメント
なんとしても2024年最初の勝ち点3を掴み取りたいフォルトゥナ。2月25日(日)、Thioune監督率いるチームはホームのMerkur Spiel-ArenaでHansa Rostockを迎え撃つ (13:30キックオフ)。そんなホームゲームを前にした記者会見でDaniel Thioune監督が述べた重要なコメントは以下の通り。
Daniel Thioune監督が…
…選手状況について:
「Andre HoffmannはKarlsruhe戦でふくらはぎを負傷し、昨日は個別でのランニングメニューも切り上げることとなりました。今は検査の結果を待たなければいけません。出場できるかどうかは明日決定することとなります。アペルカンプ真大も同様に筋肉の問題で欠場します。Sima Susoはトレーニング中に膝を負傷しましたが、彼は個別でのメニューを再開しており、長期離脱にはならないでしょう。Jamil Siebertは来週月曜日にチーム練習に復帰し、またトレーニングの一部に合流する予定です。Marcel Sobottkaも順調に復帰へ向かっており、3月中にはチーム練習に合流し、再びオプションになることを願っています。Emmanuel Iyohaは今週末に試合メンバーに戻って来れるでしょう。そうなれば、また多くのオプションが増えます」
…今週のトレーニングでフォーカスすることについて:
「今週は守備の切り替え、ボールを素早く奪い返す部分にフォーカスしました。我々は守備を安定させたいと思っています。ポジション取りの面でも今週は非常に良くなっていますが、さらに多くの可能性を作れればと思います」
…Florian Kastenmeierについて:
「このような状況での課題は、行動主義に陥らないことです。彼を含め、我々は彼が失点のいくつかに関与していたという事実を隠していません。しかし、大事なのは困難な状況に陥ったとしても、チームとして選手たちに寄り添うことです。彼はチームからの信頼を得ています。それでももちろん、我々はスポーツの世界にいるからこそ、選手1人ひとりのパフォーマンスを求めているということは伝えています。彼をスタメンから外すことはありません。それは我々のためにも選手のためになりませんからね。彼は再び自分自身のパフォーマンスを発揮し、これまで何ヶ月もの間チームに与えてきたものを再びチームに与えなければなりません。もちろん、ポジション争いはあります。しかし、Florianには彼自身が積み上げてきたものがあり、私も彼に最大限の信頼を置いています。彼はそれに報いてくれるでしょう。もしそうでないなら、私は監督であり、決断を下さなければなりません」
…ホームでの戦績について:
「ホームで1年に1試合しか負けていないのであれば、相手チームはもっと全力で我々を倒しに来るかもしれませんが、最近は残念ながらそうではないですし、ホームでサッカーができることは我々を鼓舞することにしかなりません。スタジアムが満員になれば、それが我々の刺激になることは違いないですし、そうなればホームほど素晴らしい場所はありません。ここ最近、相手は我々に対して前からプレッシャーをかけてきます。それが我々の攻撃力に対処するための方法のひとつであるからです。私はホームでの戦績を誇張したくはないですが、もちろん良いとは言えません。それでも再び3万人以上のファンがスタジアムに足を運んでくれることに感激しています。我々の目標はホームでより良いサッカーを繰り広げ、成功を収めることです」
…Hansa Rostockについて:
「彼らは我々にサッカーをさせないようなプレーをしてくるでしょう。Rostockは積極的なプレッシングで試合の流れを断ち切ってきます。我々はそれに備えなければならなりません。彼らはHSV戦で、勝ち点を掴み取るために信じられないほどのハードワークを見せました。我々に対しても積極的な守備を武器に勝ち点を奪いにくるでしょう。それでも我々はまたホームで勝利を掴み取りたいと思っていますし、そのためにハードワークし、ホームゲームの順位表での順位を少しでも上げる自信があります」
…チームのモチベーションについて:
「誰も敗北を必要としている選手はいないですし、勝利に代えられるものはありません。この成功への貪欲さが、引き分けでも良いという気持ちよりも大きくなければならなりません。しかし、プロセスや段階で評価することも必要です。それが我々はここ最近、何も間違ったことはしていないという自己理解にも繋がります。ただ、すべてが上手くいった訳でもありません。今は我々はこの段階を乗り越えなければなりません。再び自分たちのサッカーを発揮し、エネルギーをピッチにもたらして、小さな部分にも不注意にならないことが重要です。そして再び流れが我々の方に傾かなければなりません」