第21節・Fortuna Düsseldorf vs SV Elversberg
Elversbergに1-1の引き分け
土曜日の午後に行われたフォルトゥナ対SV Elversbergの一戦は引き分けに。試合は前半、Ísak Jóhannessonの得点でフォルトゥナが先制したが、後半に同点ゴールを許し、1-1でタイムアップを迎えた。
スターティングメンバー:Quarshieが初先発
Daniel Thioune監督はこの試合で3バックを起用。ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前にAndre Hoffmann、Jordy de Wijs、Joshua Quarshieを配置。中盤にはMatthias Zimmermann、田中碧、Ísak Jóhannesson、そして左にNicolas Gavory、右にJona Niemiecが入り、最前線にChristos TzolisとVincent Vermeijの2トップが並ぶ形でキックオフを迎えた。
前半:Vermeij、Tzolis、Niemiecにチャンス
試合は立ち上がりから活気に満ちた展開となり、フォルトゥナがまず最初のチャンスを作り出す。 3分、Vermeijがシュートを放つも、ここはゴールの枠を捉えられない。その1分後、相手のMaurice Neubauerが放ったミドルシュートはKastenmeierがセーブ (4分)。そこからはフォルトゥナが試合の主導権を握り、サイドから攻撃を仕掛けていく。その後、Tzolis (11分)とNiemiec (14分)がヘディングでゴールを狙うも、ゴールネットを揺らすまでには至らない。
Jóhannessonの先制点、Quarshieのヘディングシュートはポスト直撃
そして迎えた19分、Thioune監督率いるチームが先制点を奪って見せる。Vermeijが上手く左サイドを駆け上がったGavoryへ繋ぎ、そこからのクロスにVermeijが頭で逸らすと、最後はファーポストに走り込んだJóhannessonが押し込んで1-0に。これで完全に流れを掴んだフォルトゥナが、さらに猛攻を仕掛けていく。それでも、Zimmermannのロングシュート (23分)やNiemiecの折り返しに田中が詰めたシュート (31分)は相手GKの好セーブの前に阻まれてしまう。そして35分、TzolisのコーナーキックからQuarshieが放ったヘディングシュートは左ポストを直撃。前半終了間際にはピンチを迎えるも、NeubauerのミドルシュートはKastenmeierが素晴らしいセーブで阻止し、フォルトゥナが1点リードでハーフタイムへ。
後半:Elversbergの同点弾
後半立ち上がりは相手に主導権を握られる展開となり、8分後には同点弾を許してしまう。Jannik Rocheltにフォルトゥナの右サイドを突破されると、ゴールライン際からの折り返しに最後はJoseph Boyambaに詰められ1-1に (53分)。そしてこの同点ゴールの後、相手にペースを掴まれる中、Daniel Thioune監督は悪い流れを断ち切るためにも選手交代のカードを切る。64分、NiemiecとVermeijに代えてMarlon MustaphaとYannik Engelhardtを投入。
試合終盤はエキサイティングな展開に
フォルトゥナは良い守備から流れを引き寄せようとするも、なかなか上手くボールを奪うことができない。試合終盤、ElversbergのカウンターからWahidullah Faghirにゴールネットを揺らされ逆転を許すも、VARの結果、その前にオフサイドがあったとしてこの得点は取り消しに (90分)。そしてこの試合のラストプレー、田中が見事なドリブルで相手選手を2人交わしてシュートを放つも、このシュートは相手GKにセーブされ勝ち越しゴールとはならず (90分+5分)。こうして1-1のままタイムアップを迎え、勝ち点1ポイントを分け合う結果となった。
次節はKarlsruher SCとのアウェー戦
2月17日(土)、フォルトゥナはKarlsruher SCとのアウェー戦に臨む (20:30キックオフ)。