6-2!フォルトゥナがDORDRECHTとのテストマッチに勝利
Dafernerがフォルトゥナで初ゴールをマーク
マルベーリャでのトレーニングキャンプ7日目、フォルトゥナは再びテストマッチ(120分)を実施。試合はChristos Tzolis、Yannik Engelhardt、Vincent Vermeij、Jona Niemiec、Felix Klaus、Christoph Dafernerが得点をマークし、6-2でFC Dordrechtに勝利を収めた。
スターティングメンバー:システムは4-3-3
Daniel Thioune監督は4-3-3のシステムでこのテストマッチに臨むことに。ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前に、内野貴史、Andre Hoffmann、Jamil Siebert、Emmanuel Iyohaの4バックが並び、中盤にはYannik Engelhardt、田中碧、Ísak Jóhannesson。そして最前列にJona Niemiec、Vincent Vermeij、Christos Tzolisが入る形でキックオフを迎えた。
前半:フォルトゥナが4得点
試合序盤からゲームを支配したいフォルトゥナは、前線からプレスを掛けていく。そのプレッシングから何度かボールを奪うことに成功するも、最初は決定的なチャンスを作り出すことができない。一方、FC Dordrechtは少ないチャンスをものにしてみせる。フォルトゥナのビルドアップの際、Kastenmeierのクリアを相手にカットされると、Daniel van Vianenがそのまま無人のゴールに流し込み、先制点を奪われる展開に (7分)。それでも、Thioune監督率いるチームはすぐにリアクションを見せ、数分後には逆転に成功する。14分、Siebertのヘディングシュートはクロスバーに阻まれるも、こぼれ球を拾ったTzolisが相手を交わし、右足でファーサイドに流し込んで1-1。その7分後には、コーナーキックからEngelhardtが押し込んで2-1として見せる (21分)。さらに、Vermeij (33分)とNiemiec (38分)がそれぞれ追加点をマークし、4-1でハーフタイムへ。
後半:多くの交代を行うも得点は奪えず
Daniel Thioune監督は後半、Kastenmeierに代えてDennis Gorka、Vermeijに代えてChristoph Dafernerを投入するなど、計7人の選手交代を行うことに。前半同様、後半もフォルトゥナが試合の主導権を握る展開となるも、前半のような決定力を発揮することができない。一方、守備面ではGorkaが献身的なプレーで2度の好セーブを見せ、相手に得点を許さない。しかし、フォルトゥナは追加点を奪うことができず、後半45分はスコアレスで終了。
30分×1:Dafernerがフォルトゥナで初ゴールをマーク
この試合は90分では終わらず、さらに30分1本を行った。Jordy de WijsとDaniel Bunkがピッチへ入ると、わずか4分後に失点を喫し、4-2にされてしまう (94分)。しかし、フォルトゥナは再びリアクションを見せ、その6分後に間接FkからFelix Klausがゴールネットを揺らして再びリードを広げて見せる (100分)。そこから試合は少しスピードダウンしたものの、試合終了間際にはKlausからのパスを受けた新加入Christoph Dafernerがフォルトゥナでの初ゴールを記録し、6-2でDaniel Thioune監督率いるチームが勝利を収めた。
次のテストマッチの相手はArminia Bielefeld
フォルトゥナは明日、トレーニングキャンプを終え、デュッセルドルフへ戻ることとなっている。そして、1月13日(土)には後期リーグ開幕前最後のテストマッチとして、3部リーグのArminia Bielefeldと対戦する (14:00キックオフ)。なお、この試合はBielefeldの練習場で行われる。