フォルトゥナが今年最初のテストマッチに敗戦

オランダ1部リーグのNEC NIJMEGENに0-2

フォルトゥナは冬のトレーニングキャンプ最初のテストマッチで、オランダ1部リーグのNEC Nijmegenを相手に0-2で敗戦を喫した。

スターティングメンバー：3バックを起用

Daniel Thioune監督は、今年最初のテストマッチに3-5-2のシステムで臨んだ。ゴールキーパーKarol Niemczyckiの前に、Tim Oberdorf、Andre Hoffmann、Tim Corstenの3バックを配置。MFの中央にはSima Suso、Yannik Engelhardt、アペルカンプ真大の3人が並び、右にFelix Klaus、左にEmmanuel Iyoha。そして、最前線にJona Niemiecと新加入のChristoph Dafernerが入る形でキックオフを迎えた。

 

前半：Nijmegenが2得点

前半、フォルトゥナは高い位置からプレッシャーを掛けてくるNijmegenに苦戦を強いられ、相手に試合の主導権を握られる展開に。すると22分、佐野航大のラストパスからMagnus Mattssonにゴールネットを揺らされ、先制点を奪われてしまう。さらにその10分後、Niemczyckiのロングボールがカットされ、そこからシュートまで持ち込まれると、最後はゴール前で佐野航大に押し込まれ0-2 (32分)。35分には小川航基に危険なシュートを放たれるも、ここはゴールの僅か左へ逸れていく。一方のフォルトゥナも、アペルカンプのクロスにDafernerが飛び込むも、後少しのところで合わず、フォルトゥナが2点ビハインドでハーフタイムへ (43分)。

 

後半：フォルトゥナが調子を取り戻すも決定機を決めきれず

Thioune監督がハーフタイムに選手交代を行なうと、後半はフォルトゥナが試合の主導権を握る展開に。特に相手チームはChristos Tzolisに苦戦。そんなTzolisが立て続けにシュートを放つも、Vincent Vermeijからのスルーパスを受けてからのシュートは僅かにゴール左へ (58分)、その2分後に放ったミドルシュートも相手GKにセーブされてしまう (60分)。さらに68分、今度は低い弾道のシュートで狙うもゴールの枠を捉えられず、終了間際に放ったシュートは右ポストを直撃 (87分)。Vermeijにもチャンスが訪れたものの、Daniel Bunkからのパスをうまくミートすることができなかった (83分)。後半、良いパフォーマンスを見せたフォルトゥナだったが、得点が奪えず試合は0-2のままタイムアップを迎え、今年最初のテストマッチは敗戦となった。

 

次のテストマッチの相手はDordrecht

冬のトレーニングキャンプで実施する次のテストマッチは1月8日(月)に行われ、オランダ2部リーグに所属するFC Dordrechtと対戦する (16:00キックオフ)。