第9節・Fortuna Düsseldorf vs VfL Osnabrück
1-1!フォルトゥナがラストミニッツゴールを決められOsnabrückに引き分け
金曜日の夜に行われたVfL Osnabrückとの一戦は、1-1 (0-0)の引き分けに。試合は後半立ち上がりにEmmanuel Iyohaが先制点を挙げることに成功するも、試合終了間際にErik Engelhardtに同点ゴールを決められ、タイムアップを迎えた。
スターティングメンバー:Ginczek、内野、アペルカンプが先発出場
Daniel Thioune監督は4-3-3のシステムでこの試合に臨んだ。ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前に、累積出場停止処分となったMatthias Zimmermannに代わって内野貴史が入り、Jamil Siebert、Jordy de Wijs、Emmanuel Iyohaと4バックを構成。中盤は、Yannik Engelhardt、Ísak Bergmann、そして田中碧に代わってアペルカンプ真大が先発。最前線には右にFelix Klaus、左にChristos Tzolis、中央にDaniel Ginczekが入る形でキックオフを迎えた。なお、Vincent Vermeijは胃腸炎のため、急遽欠場することとなった。
前半:最初のチャンスはフォルトゥナ
試合前、ゲストブロックで発生した事故のため、両チームとも前半は応援なしで戦うことを合意。そのため、試合は静かなアリーナでキックオフを迎えた。しかし、ピッチ上では立ち上がりから白熱した戦いが繰り広げられ、試合開始から3分後にはフォルトゥナは最初のチャンスを作り出すも、アペルカンプからのクロスは後少しのところでTzolisには合わず。その後はお互いにリスクをおかさず、中盤での攻防が続く展開に。
Wijs、Iyohaにチャンス
18分、アペルカンプのフリーキックにファーサイドでde Wijsが合わせるも、最後のシュートはわずかにゴール右へ逸れていく。 さらに36分、コーナーキックのこぼれ球に反応したIyohaが放ったミドルシュートは、左ポストを直撃。前半はフォルトゥナがいくつかのチャンスを作り出したものの得点を奪えず、スコアレスでハーフタイムへ。
後半:Iyohaが先制点をマーク!
後半に入ると、すぐにフォルトゥナが圧力を掛けていく。51分、Klausからのパスを受けたGinczekのヒールパスに、内野が右サイドを抜け出すも、最後のシュートは相手GKにセーブされ、ゴールネットを揺らすことはできない。それでもその9分後、コーナーキックのこぼれ球に再びIyohaが反応し、今度は見事なミドルシュートをゴール右隅に突き刺してフォルトゥナが先制点を挙げることに成功する (60分)。その後もフォルトゥナが良い攻撃を見せるも、アタッキングゾーンで最後のパスの精度を欠き、決定的なチャンスを作り出すことができない。
Engelhardtのラストミニッツゴール
この試合、フォルトゥナは相手にほとんどチャンスを与えない。75分にCharalambos Makridisが放ったシュートは大きくゴールの枠を外れ、その2分後にNiemannが放ったシュートはKastenmeierが難なくセーブ (77分)。 一方、フォルトゥナは途中交代で入ったDennis Jastrzembskiが、持ち味のスピードを活かして相手DFの裏へ抜け出し、追加点のチャンスを迎えるも、最後のシュートは相手GKにブロックされてしまう (79分)。 すると、試合終了間際、1つのチャンスでOsnabrückに得点を許してしまう。ゴール前でロングボールを受けたErik Engelhardtにゴールまで約10mの距離からゴールネットを揺らされ1-1に (90分)。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、フォルトゥナにとっては苦い引き分けとなった。
次節は”Fortuna für alle”の一環として開催するKaiserslauternとホームゲーム
来週の代表ウィークの後、フォルトゥナにとって歴史的なホームゲームが控えている。次節はついに”Fortuna für alle”の一環として入場料無料で開催するホームゲームとなり、10月21日(土)の20:30キックオフで行われる1. FC Kaiserslautern戦は、Merkur Spiel-Arenaが超満員になることが予想される。