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2023/08/16 | ニュース

PADERBORNをホームで迎え撃つフォルトゥナ

対戦相手チェック:SC PADERBORN

今季リーグで好スタートを切り、ドイツ杯でもしっかり2回戦にコマを進めたフォルトゥナが次のミッションへ。8月19日(土)、Daniel Thioune監督率いるチームはホームのMerkur Spiel-ArenaでSC Paderbornを迎え撃つ (13:00キックオフ)。

ドイツ杯第1回戦で快勝を収めたPaderborn

リーグ開幕から2試合で勝ち点4ポイントを獲得したのに加え、先週末にはドイツ杯第1回戦でFV Illertissenに3-1で勝利を収め、シーズン好スタートを切ったフォルトゥナ。それでも、レギオナルリーガ・バイエルンに所属する相手に苦戦を強いられ、同点に追いつかれそうになる時間帯もあった。一方、SC Paderbornはドイツ杯第1回戦で快勝を収め、Energie Cottbusに7-0で下している。

特にFlorent MuslijaとFilip Bilbijaはそれぞれ2スコアラーポイントずつを記録し、説得力のあるパフォーマンスを発揮。リーグ開幕戦でVisar Musliuが退場処分となり、Fürthに0-5で破れたPaderbornにとっては、悪い流れを断ち切るきっかけになったかもしれない。Lukas Kwasniok監督は試合後、長時間守備に回ることはチームの特徴ではないとコメントしていた。続く第2節では昇格組のOsnabrückと対戦し、リードを守りきれずに最後は1-1でタイムアップを迎えていた。

 

中心選手が移籍

2020年にブンデスリーガから降格して以来、Paderbornは2部リーグで常に上位につけており、昨シーズンはフォルトゥナと同じく昇格争いに加わっていた。これを続けていきたいクラブだが、これまでチームで重要な役割を果たしていた選手が移籍したことは痛手となるだろう。MFのRon SchallenbergはSchalkeへ、フレキシブルな攻撃的プレーヤーのJulian JustvanはTSG Hoffenheimへ、そしてストライカーのMarvin PieringerはHeidenheimgへ移籍。これにより、昨シーズン最も出場時間の多かった選手と攻撃の中心選手を失うことに。特に中盤に関しては、ここ3試合すべて違うメンバーを起用しており、まだ形が定まっていない。

一方で、補強は経験のある選手と若手選手が混ざっている。HSVから移籍したサイドハーフのBilbijaはすでに実力を発揮しており、右サイドバックのLaurin Curda (TSG Balingenから)はCottbus戦で2アシストをマーク。そして何より、Max Kruseを獲得したことは大きいと言える。この元ドイツ代表選手がチームを引っ張り、攻撃の中心となることが期待されている。Osnabrück戦では見事なクロスボールでPaderbornの先制点をお膳立てしていた。しかし、Kruseはその数日後に肉離れを起こしたため、フォルトゥナとの試合には欠場することとなっている。

 

バリエーションが豊富なKwasniok監督

Kwasniok監督は前線ポジションを考え直す必要がある。リーグ戦では3-4-3、ドイツ杯では4-4-2のシステムを起用していたが、フォルトゥナとの一戦にはこれまで長く起用していた3バックのフォーメーションで臨んでくるだろう。戦術的なバリエーションが豊富なKwasniok監督だが、基本的には攻撃的でボールポゼッションに重視しており、Osnabrück戦では72%のポゼッション率を記録していた。

Paderbornとフォルトゥナが対戦した過去の5試合では、両チームが少なくとも1点ずつを決めており、昨シーズンはお互いにホームで勝利を収めていた。そのため、この一戦は攻撃的な展開になることが予想される。土曜日の試合チケットはこちらから。

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