6-2!フォルトゥナが夏のプレシーズン最初のテストマッチに勝利
Klaus、Ginczek、アペルカンプ、De Wijsが得点をマーク
フォルトゥナが夏のプレシーズン最初のテストマッチで、ランデスリーガ (6部リーグ)に所属するTuRU Düsseldorfを相手に6-2で勝利を収めた。フォルトゥナはFelix Klaus、Daniel Ginczek (共にドッペルパック)、アペルカンプ真大、Jordy de Wijsが得点をマーク。そして、TuRUで行われた試合はフォルトゥナの新しい戦略的方向性”Fortuna für alle”の一環として開催され、フォルトゥナはこのテストマッチのチケット販売で得る利益をすべてTuRUに寄付することに。フォルトゥナはこの新しい戦略的方向性を発表した際、街の大衆スポーツを積極的にサポートすることを約束していた。
スターティングメンバー:Vermeijがデビュー
Daniel Thioune監督は夏のプレシーズン最初のテストマッチに以下のメンバーをピッチに送り込んだ。ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前に、内野貴史、Andre Hoffmann、Jordy de Wijs、Nicolas Gavoryの4バックが並び、中盤にはMarcel Sobottka、 Daniel Bunk、アペルカンプ真大、Felix Klausを起用。そして、最前列にフォルトゥナでのデビューとなったVincent Vermeijが、Jona Niemiecと2トップを組む形でキックオフを迎えた。
前半:Klausの先制点、アペルカンプが追加点
この試合、フォルトゥナは立ち上がりからプレッシャーを掛け、8分にはHoffmannのヘディングシュート、12分にはVermeijがミドルシュートを狙うも、ここはゴールの枠を捉えられない。それでも16分、Sobottkaのラストパスを受けたKlausがゴールネットを揺らし、フォルトゥナが早い段階で先制点を奪って見せる。フォルトゥナの背番号11は、その後もさらに何度かゴールに迫るも、追加点を奪うまでには至らない。すると35分、アペルカンプが追加点をマークする。 内野とのコンビネーションで右サイドを崩すと、最後は内野からのマイナスへの折り返しにアペルカンプが見事に合わせて2-0に。その僅か1分後には、アペルカンプからのパスにKlausがシュートを放つも、ここは惜しくも枠外へ (36分)。
TuRUの反撃
一方、ホームのTuRuもカウンターで抜け出したMohamed DarwishがKastenmeierとの1対1を冷静に決め、フォルトゥナは1点を返されてしまう (41分)。それでもフォルトゥナはすぐにリアクションを見せる。前半終了間際の45分、Gavoryのフリーキックから最後はDe Wijsがファーサイドで合わせて4-1とし、フォルトゥナが3点リードでハーフタイムへ。
後半:Ginczekが追加点、TuRUにも追加点
Daniel Thioune監督は後半、選手を総入れ替えして新しい11人をピッチへ送り込む。これにより、Yannik Engelhardtもフォルトゥナでデビューを飾ることに。また、Jamil Siebertも2年ぶりにフォルトゥナのユニフォームに袖を通して試合に出場。そんな後半、まずはU23チームのDeniz Bindemannからのラストパスに、Daniel Ginczekがシュートを突き刺し、1-5とする (56分)。しかし、またTuRUが反撃を仕掛け、フリーキックからNiklas Paul Beckmannの逸らしたボールがそのままフォルトゥナゴールに吸い込まれ5-2に (58分)。
Ginczekのドッペルパック
この試合のゴールラッシュはこれだけで終わらない。Emmanuel Iyohaがペナルティエリア内で倒されPKを獲得すると、これをDaniel Ginczekがしっかり決めて2点目をマーク (63分)。その後、フォルトゥナはChristoph Klarer (70分)、Ginczek (83分)、Iyoha (87分)と何度もチャンスを作り出すも、相手GKの好セーブや最後のところで精度を欠き、追加点を奪うことはできず、結果的には6-2でタイムアップを迎えた。
Volkswagen Cup in Osnabrück
夏のプレシーズン最初のテストマッチを終え、次のテストマッチは来週の土曜日 (7月8日)に行われる。フォルトゥナはOsnabrückで開催されるVolkswagen Cupに参加し、Eintracht Braunschweig (15:00キックオオフ)、VfL Osnabrück (16:00キックオフ)とそれぞれ45分1本ずつを行うこととなる。