Lisa Weißがフォルトゥナの女子サッカーチームのコーディネーターに就任

元ドイツ女子代表選手が7月15日から任務をスタート

フォルトゥナ・デュッセルドルフが女子サッカーの発展を促進。7月15日より、Lisa Weißが女子サッカーチームのコーディネーターとしてフォルトゥナに加わることとなった。デュッセルドルフ出身のLisa Weißは、ボランティアで活動していたRudolf Schwarzerの後任として、この任務を受け継ぐこととなる。

Lisa Weißは、最近までVfL Wolfsburgでプロサッカー選手として活躍していた。先週土曜日、チャンピオンズリーグ2023の決勝戦でVfLがFC Barcelonaに2-3で敗れた後、自身のキャリアに終止符を打った。現在35歳のGKはプロとしてのキャリア中、MSV Duisburg (2006-2007)、SGS Essen (2007-2018)、Olympique Lyon (2018-2020)、Aston Villa (2020-2021)でプレー。また、Lisa Weißはドイツ女子代表としても4試合に出場している。そのキャリアの中でWeißは、ドイツチャンピオン、ドイツ杯制覇、フランスチャンピオン、カップ戦制覇、チャンピオンズリーグ優勝、ヨーロッパチャンピオン、オリンピックチャンピオンなど、数多くのタイトルを手にしてきた。そんなデュッセルドルフ出身の彼女は、SV Lohausenでサッカー選手としてのキャリアをスタートさせ、2006年まで同チームでプレーしていた。

 

そして7月15日より、Lisa Weißが女子サッカーのスポーツコーディネーターとしてフォルトゥナでの任務をスタートさせる。これにより、フォルトゥナは女子サッカーチームの発展において、次のステップに進むことに。デュッセルドルフ出身の彼女の任務は、ユースアカデミーセンターの管理・スポーツマネジメントのサポート、スポーツの分野を中心とした部署の調整・管理責任を行いながら、さらに発展させていくこととなっており、昨シーズンからフォルトゥナの女子サッカーのコーディネーターを務めているLisa-Marie Petersも彼女をサポートすることとなる。

 

Lisa Weißは6月30日でクラブを去るRudolf Schwarzerの後任として就任。昨シーズン、62歳のSchwarzerは女子サッカーチームの副部長としてボランティアで活動していた。彼は2022/23シーズ、この役割を通してフォルトゥナの女子サッカーチームの導入と発展に貢献し、クラブにおける女子サッカーのために良い基盤を築いた。これは、女子U17チームが初のシーズンで素晴らしいパフォーマンスを発揮し、昇格という大きな成功を収めたことが証明している。フォルトゥナは、Schwarzerのクラブへの貢献に感謝し、今後も公私ともに幸運が訪れることを願っている。

 

Alexander Jobst会長：

「デュッセルドルフ出身でサッカー選手として大成功を収めたLisa Weißを、我々の女子サッカーチームのために獲得できたことを大変嬉しく思います。これは、我々のまだ新しい部門の発展における次なるステップであり、フォルトゥナにとって女子サッカーが非常に重要であることを明確にするものです。そして、この部門の導入と発展に貢献し、クラブの女子サッカーの基盤を作ってくれたRudi Schwarzerに感謝の意を表します」

 

女子チームのスポーツコーディネーター、Lisa Weiß：

「フォルトゥナは常に私の心にあるクラブで、小さい頃から父と一緒に旧Rheinstadionのゴール裏で試合を観戦していました。Alexander Jobst会長をはじめとするクラブ首脳陣が私を信頼してくれたこと、そして現役引退後の第一歩を踏み出す機会を与えてくれたことにとても感謝しています。私の経験を活かし、女子サッカーチームを発展させていく新しい役割を非常に楽しみにしています」