90年前の今日:フォルトゥナがドイツチャンピオンに
6月11日に優勝が決定
ちょうど90年前の今日、フォルトゥナはFC Schalke 04に3-0(1-0)で勝利を収めたことで、1933年のドイツ選手権で優勝を収めることに成功した。
1932/33シーズン、フォルトゥナはドイツ選手権で21試合無敗をキープし、決勝ラウンドの4試合も圧倒的な成績で乗り切ることに。Heinz Körner監督率いるチームは、Vorwärts RS Gleiwitz (9-0)、Arminia Hannover (3-0)、Eintracht Frankfurt (4-0)、Schalke (3-0)に合計19-0で勝利を収めていた。
優勝が決定したSchalkeとの試合には、Köln-Müngersdorfのスタジアムに6万人の観客が駆けつけ、そのうち約2万人はデュッセルドルフのファンがスタンドを埋め尽くした。そして、試合は立ち上がりからフォルトゥナがゲームを優勢に進める。 11分、Felix Zwolanowskiが華麗なターンからゴールを挙げ、フォルトゥナが先制。そこから”Königsblauen”ことSchalkeは立ち直すことができず、70分にはPaul Mehlが追加点を奪い、終了間際にはGeorg Hochgesangが決勝点をマークし、3-0という結果でフォルトゥナがチャンピオンに輝いた。
そして、優勝チームには伝説の”Victoria”カップが贈られ、そのレプリカは現在もフォルトゥナ史上最高の成功の記念としてクラブのオフィスに飾られている。
決勝戦のスターティングメンバー:Willi Pesch、Kurt Trautwein、Paul Bornefeld、Paul Janes、Jakob Bender、Theo Breuer、Paul Mehl、Willi Wigold、Georg Hochgesang、Felix Zwolanowski、Stanislaus Kobierski
監督:Heinz Körner