「これがクラブの生き方」
新たな戦略的方向性”FORTUNA FÜR ALLE”に関する会員フォーラムを開催
フォルトゥナはここ2週間以内に2回目の会員フォーラムを開催し、今回は新たな戦略的方向性”Fortuna für alle”に関して会員と意見交換を行うことに。会場となったデュッセルドルフのStahlwerkはほぼ空席がなく、クラブの首脳陣たちが2時間に渡ってフォルトゥナがこれから進む新しい道について会員と話し合った。
最初にまず、監査役会のBjörn Borgerding会長とSebastian Fuchs副会長が挨拶を行った後、Alexander Jobst会長とArnd Hovemann役員がフォルトゥナの会員と直接的な意見交換をスタート。まず、Jobst会長が短いプレゼンテーションにて、新たな戦略的方向性の目標と基礎を紹介。それからクラブ首脳陣たちは”Fortuna für all”を中心に、会員が気になっているテーマについての質問に答えることに。
無料のチケットはどのように配布されるのですか?試合当日の行き帰りについてはどうなりますか?新たな戦略の財務構成はどうなっていますか?スポンサーにはどんなサービスを提供するのですか?など、Jobst会長とHovemann役員は数多くの質問を取り上げ、出席者全員に向けて今後のプランを詳しく説明。また、メディア部署のTino PolsterチーフがMCを務めたディスカッションの場では、ドイツプロサッカーリーグ機構 (DFL)の投資家導入プロセスについても話題となり、フォルトゥナの会員からは今後のプロセスに非常に重要となる批判的な質問も挙げられた。それでも全体的にポジティブなフィードバックが多く、デュッセルドルフのStahlwerkでは楽観的で期待に満ちた雰囲気が漂っていた。
イベントは約2時間後に終了。フォルトゥナのAlexander Jobst会長は、「本当に良い夜になりました。会員の皆さんと様々な意見交換ができて楽しかったです。我々は皆さんと一緒にこの旅へ出たいので、それぞれの意見、提案、批判、そこから学ぶことが非常に大切です。我々にとって非常に良い夜となったことに心から感謝しています」と最後に締め括った。
フォルトゥナの会員からもポジティブな声が上がり、例えばConstantin氏はフォルトゥナTVのインタビューで「この新たな道は単なるチケッティングのコンセプトではありません。サステナビリティや大衆スポーツ振興などは我々の時代のテーマであり、サッカーとフォルトゥナはこれらのテーマに上手くフォーカスしています」とコメント。また、Alfred氏は「e.V.と書いてあるだけでなく、この考え方が今も生きている。これがクラブの生き方です」とこの夜を見事に総括した。