Bericht

2023/05/31 | ニュース

2022/23シーズンの数字をチェック

ピッチ内外での大きな価値

フォルトゥナの2022/23シーズンが終了。今シーズンも多くの感動やストーリーが詰まった1年となった。ここでは、そんな今シーズンを数字で振り返っていく。

Best of the Rest

2022/23シーズン、フォルトゥナは最終的に勝ち点58ポイントを獲得し、4位でフィニッシュ。ここ5年間の内3シーズンでは、この58ポイントという数字で3位に入れていたものの、今季は勝ち点66ポイントを獲得したHSVが3位に。その中でも、デュッセルドルフは特にホームで強さを発揮。Merkur Spiel-Arenaで勝ち点37ポイントを獲得したことで、フォルトゥナがこれまで2部リーグにてホームで獲得した最高ポイント (2010/11シーズンに40ポイントを獲得)に後一歩まで迫っていただけでなく、この勝ち点は昇格した2017/18シーズン (ホームで勝ち点34ポイントを獲得)よりもホームで多い数字となっている。ちなみに、シーズン後半戦、フォルトゥナはホームで1度も黒星を喫していない。

 

観客動員数

ホームでの強さの理由のひとつに、ファンの存在がある。 2022/23シーズン、フォルトゥナのホームゲームには平均29,583人の観客が訪れ、ブンデスリーガ2部で最後にこの数字を超えたのは2014/15シーズンとなっている (当時は平均30,013人)。今シーズン、フォルトゥナはこの統計でHSV、Kaiserslautern、Hannover、Nürnbergに次いでリーグ5位にランクイン。また、ヨーロッパにおける2部リーグで、フォルトゥナの観客動員数がどのレベルに位置しているかも興味深い。イングランド-チャンピオンシップ、イタリア-セリエB、スペイン-ラ・リーガ2、フランスの2部リーグにおいて、ホームゲームの平均観客数でデュッセルドルフを上回ったのは、AFC Sunderland (38,183人)のみとなっている。

 

若手選手の活躍

Jona Niemiec、Daniel Bunk、Fernandes Neto、Tom Geerkens、Niko Vukancic。2022/23シーズン、フォルトゥナではNLZ (ユースアカデミーセンター)から5人の選手がブンデスリーガ2部でデビューを飾った。また、内野貴史と同じように、NiemiecとNetoも数ヶ月前にプロ契約を締結。Neto (当時17歳と数日でデビュー)は、フォルトゥナにおいて2部リーグにてクラブ史上最年少で試合に出場した選手となり、HSVのOmar Megeedに次いで昨シーズンの2部リーグに出場した中で2番目に若い選手となっていた。

 

Kownackiとアペルカンプのスコアラーポイント - Henningsが記録を更新

フォルトゥナでの最後のシーズンとなったDawid Kownackiは、今季14得点をマーク。それに9アシストを含めた23スコアラーポイントという数字は、ブンデスリーガ2部のスコアラーポイントランキングで4位となった。また、フォルトゥナのアカデミー出身であるアペルカンプ真大 (6得点10アシスト)も、このランキングで13位にランクイン。アペルカンプより若い選手で彼よりこのランキングの上位にランクインしているのは、KarlsruheのMikkel Kaufmannのみとなっていた。そして、フォルトゥナのエースストライカーRouwen Henningsも今季6得点をマーク。2部リーグで通算50得点を挙げたHenningsは、フォルトゥナにおける2部リーグでのクラブ史上最多得点記録 (これまではSven Demandtの49得点が最多得点)を更新して、デュッセルドルフを去ることとなった。

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