今シーズン最終節

対戦相手チェック：1. FC KAISERSLAUTERN

今シーズン最終節 (5月28日(日)、15:30キックオフ)、フォルトゥナはアウェーにてKaiserslauternと対戦する。昨年の夏に再び2部リーグへ昇格したKaiserslauternは、今シーズンすでに早い段階でリーグ残留を決めていた。

順調なシーズン

3部リーグに4年間所属していた1. FC Kaiserslauternは、昨年の夏にDynamo Dresdenとの入れ替え戦に勝利し、ブンデスリーガ2部に復帰を果たした。ブンデスリーガの創設メンバーでもあるこのチームは、今シーズン2部リーグで上位をキープし、前半戦は4位という好成績で折り返していた。しかし、シーズン後半はやや低迷し、ここ10試合で1勝しか挙げることができず、現在は8位に位置している。これにより、昇格は不可能なものとなっているが、早い段階でリーグ残留を決めていた。

 

”Rote Teufel(赤い悪魔)”

チームの柱となるのは、ベテランGKのAndreas Luthe、MFのMarlon Ritter 、トップスコアラーのTerrence Boyd (13得点3アシスト)の3人。しかし、 Ritterは肉離れのため、日曜日の試合には欠場することとなっている。そして、忘れてはならないのがJean Zimmerだ。11歳のときからLauternでプレーしていたZimmerは、現在キャプテンとしてチームを牽引。また、彼の名前はデュッセルドルフでも知られている。 Zimmerは2017年から2021年までフォルトゥナでプレーし、公式戦80試合に出場していた。また、ZimmerとRitterの他にも、FCKにはストライカーのLex-Tyger Lobinger,、センターバックのRobin Bormuth、元U23チームのディフェンダーBoris Tomiakと、元フォルトゥナの選手が3人所属している。そんなチームの指揮を執っているのがDirk Schuster監督で、彼は1年前にMarco Antwerpen監督の後任として”Rote Teufel(赤い悪魔)”の指揮官に就任し、Dynamo Dresdenとの入れ替え戦に勝利したことでクラブを2部リーグ昇格に導いていた。

 

レッドホワイト対レッドホワイト

ここ最近、フォルトゥナと1. FC Kaiserslauternはあまり対戦していない。過去5年間で対戦したのは2回だけで、2020年6月、デュッセルドルフはドイツ杯のベスト16で”Rote Teufel(赤い悪魔)”と対戦し、5-2で勝利を収めていた。また、この両チームが最後に対戦したのは今シーズンの前半戦で、その試合は2-1でKaiserslauternに軍配が上がっていた。