第31節・Fortuna Düsseldorf vs Holstein Kiel
3-0!フォルトゥナがホームでKIELに快勝
フォルトゥナがホームでの強さを再び証明!土曜日の午後、デュッセルドルフはHolstein Kielに3-0で勝利を収めた。前半にアペルカンプ真大、Andre Hoffmann、Daniel Ginczek (PK)を得点をマークし、貴重な勝ち点3を獲得。これでフォルトゥナは勝ち点53ポイントに到達している。
スターティングメンバー:勝利したKSC戦から2つのポジションを変更
Daniel Thioune監督は、劇的な逆転勝利を収めた前節のKSC戦の先発メンバーから2つのポジションを変更してKielとのホームゲームに臨むことに。トレーニングで肉離れを起こしたMarcel Sobottkaに代わってTim Oberdorf、Dawid Kownackiに代わってアペルカンプ真大が先発に名を連ね、フォルトゥナは4-3-3のシステムでキックオフを迎えた。
前半:25分までで3得点
試合開始20秒、最初のチャンスを迎えたのはフォルトゥナ。Matthias Zimmermannがドリブルで駆け上がり、ミドルシュートを放つも、ここはゴールの左へ逸れていく (1分)。両チームとも良い立ち上がりをみせ、KielもTimo Beckerが最初のチャンスを迎えるも、ここはFlorian Kastenmeierが身体を張ってブロック。その際、相手選手と衝突し、治療を受けるも、その後すぐにプレー可能に (9分)。11分には、Philipp Sanderにミドルシュートを放たれるも、ここもフォルトゥナの守護神が立ちはだかる。試合序盤の15分間はKielがゲームをコントロールしていたが、それでもフォルトゥナが先制点を奪って見せる。左サイドを突破したEmmanuel IyohaからのセンタリングをDaniel Ginczekが逸らしたところに、最後はアペルカンプ真大が頭で合わせて1-0に (15分)。さらにその4分後、アペルカンプのコーナーキックにキャプテンのAndre Hoffmannがヘディングでゴールネットを揺らし、リーグを2点に広げてみせる (19分)。それでもフォルトゥナの猛攻は終わらない。23分にIyohaがペナルティーエリア内で倒されPKを獲得すると、このPKをGinczekがしっかり決めて、フォルトゥナが僅か9分間で3得点をマーク (24分)。
両チームにチャンス
特にKielはこのような展開を予想していなかっただろう。3-0となった後、 Kielはもう一度立て直しを図り、安定感を取り戻す。すると、元フォルトゥナの選手であるSkrzybskiにチャンスが訪れる。まず32分、左からのクロスをヘディングで合わせるも、外側のゴールネットへ (32分)。その3分後には再びヘディングでゴールを狙うも、ここはKastenmeierが難なくセーブ (35分)。一方、3点リードを奪っているフォルトゥナも自信を持ってプレーしながら、さらにチャンスを作っていく。36分、Kristoffer Petersonがドリブルで持ち込み放ったシュートは相手GKの好セーブに阻まれる。その後は少し試合の流れが落ち着いたかに見えたが、前半終了間際にHolsteinが再びチャンスを作り出す。クロスボールにファーサイドでBeckerが合わせたシュートは右ポストを直撃。その跳ね返りにLewis Holtbyが詰めるも、最後のシュートはゴールの上を越えていく (44分)。こうして3-0でハーフタイムへ。
後半:1点が遠いKiel
KSVはハーフタイムに選手を入れ替え、Hólmbert Fridjónssonに代わってKwasi Okyere Wriedtを前線に投入。後半は前半よりも落ち着いたスタートとなるも、最初の数分間はKielがボールを握る展開に。しかし、後半最初のチャンスはフォルトゥナに訪れる。Fernandes Netoからボールを受けたアペルカンプが、ペナルティエリアの少し外からシュートを放つも、ここは相手GKがキャッチ (49分)。反対にその直後、Skrzybskiが放ったシュートはクロスバーの上を越えていく (50分)。52分、Nicolas Gavoryが処理しようとしたボールが自陣のゴールに入りそうになるも、最後のところでChristoph Klarerがクリア。 Kielは何とかまず1点を狙うも、フォルトゥナはコンパクトな守備で相手に決定的なチャンスを与えない。すると66分、左サイドでKristoffer Petersonが相手をまた抜きで交わしゴールへ向かうも、飛び出してきた相手GKにブロックされ追加点には至らない。
試合終盤はフォルトゥナがゲームを支配
試合終盤、フォルトゥナはGinczekとNetoに代え、Dawid Kownackiと内野貴史を投入 (71分)。前半に比べ、ファウルで試合が中断されることが多くなるも、全体としては非常にフェアな試合展開が続く。そして、試合が徐々に終盤に差し掛るにつれてフォルトゥナはゲームを支配。81分には、途中交代で入ったFelix Klausが中盤でボールを奪い、そこからドリブルで駆け上がってシュートを放つも、ここは相手DFがブロック。そこから両チームともに大きなチャンスはなく、試合終了間際にはKownackiが相手GKが前に出ていたのを見て、ハーフラインからロングシュートを狙うも、このシュートはゴールの枠を捉えられず (90分)。こうしてフォルトゥナは安定した試合運びで最後まで相手を無失点に抑え、3-0で重要な勝利を掴み取ることに成功した。
次節はSt. Pauliとのアウェー戦
ホーム3連勝を挙げたフォルトゥナは、来週土曜日にアウェーにて自分たちの力を証明しなければならない。5月13日、フォルトゥナは20:30キックオフでFC St. Pauliと激突する。