「スペクタクルなハッピーエンド」
アリーナが歓喜に沸いたラストミニッツの出来事にフォーカス
アリーナが熱狂の渦に包まれたのはロスタイム3分のことだった。 日曜日、フォルトゥナは最後の1秒で決勝点を挙げ、Karlsruher SCに3-2で逆転勝利。その後、チームとファンが共にこの素晴らしい勝利を分かち合った。
この日2点目となるゴールを挙げたMatthias Zimmermannは、試合後のインタビューで「あの瞬間、スタジアムは歓喜に沸きましたね。ファンが今日見せてくれたサポートは信じられないほど大きなものです。チームにもファンにも脱帽です。今日、スタジアムに一体感がありました。私もこのような瞬間は久しぶりに体験しました」とコメント。
この特別な瞬間の立役者はJordy de Wijsだった。フォルトゥナのセンターバックは、後半ロスタイムのラストプレーで前線へ駆け上がり、アペルカンプ真大からのクロスを頭でゴールに押し込んだ。試合後、「まだ得点できると信じて前に出ました。そしたら素晴らしいクロスが来たんです」と語ったオランダ人DFがゴールを挙げた瞬間、ベンチに座っていたメンバーやDaniel Thioune監督も喜びを爆発させ、みんなが彼のもとへ駆けつけた。「このホームでの勝利はチームにとってもファンにとっても重要なものでした」とde Wijs。また、Christoph Klarerも「今日はここにいるすべての人にとってのスペクタクルで、我々にとってはハッピーエンドとなりました。アリーナにはたくさんのエネルギーが溢れていました」とフォルトゥナファンを称賛した。
終了のホイッスルが鳴った後、チームはファンと共に勝利を分かち合い、スタジアムがハッピーな笑顔で包まれることに。この経験は今シーズンのラストスパートを間違いなく後押ししてくれることだろう。そして、Merkur Spiel-Arenaで行われる次のホームゲームまでは後1週間を切っている。その時、チームをファンに待ち受けている光景とは。期待が高まる。