第30節・Fortuna Düsseldorf vs Karlsruher SC
ラストミニッツ!フォルトゥナがKSCに3-2で逆転勝利!
日曜日の午後、フォルトゥナはKarlsruher SCに3-2で勝利を収めた!試合は2度に渡り相手にリードを許したものの、Kristoffer Peterson、Matthias Zimmermann、そしてJordy de Wijsのラストミニッツゴールでフォルトゥナが見事逆転に成功した。
スターティングメンバー:4つのポジションを入れ替え
Daniel Thioune監督は0-2で敗れた前節のNürnberg戦から、4つのポジジョンを変更してこの試合に臨むことに。イエローカードの累積で出場停止のFelix KlausとMichal Karbownik、そしてTim OberdorfとShinta Appelkampがベンチスタートとなり、代わってKristoffer Peterson、Daniel Ginczek、Nicola Gavory、Fernandes Netoが先発に名を連ねた。17歳のFernandes Netoにとってはこれがプロ初スタメンとなり、怪我で長期離脱を強いられていたGavoryにとっては約7ヶ月ぶりのスタメン復帰に。こうしてフォルトゥナは、4-1-3-2のフォーメーションでキックオフを迎えた。
前半:スロースタート
試合立ち上がりは相手チームが好スタートを切る。試合開始直後の1分、KSCがこの試合最初のチャンスを作り出し、Mikkel Kaufmannのヘディングシュートがポストを直撃するも、ここはオフサイドの判定。反対にフォルトゥナは7分、Dawid Kownackiがゴールまで30mの距離からミドルシュートを放つも、このシュートは相手GKが難なくセーブ。その後はデュッセルドルフがボールを保持する時間が長くなったが、両チームともに得点チャンスを作り出すことができない。
KaufmannとPetersonが得点をマーク
フォルトゥナは多くのセットプレーを獲得しながらも、決定的なチャンスを作り出せない。すると、KSCに先制点を奪われてしまう。ゴールまで約20mの距離からKaufmannにミドルシュートを決められ0-1に (28分)。しかし、このゴールで試合がエキサイティングになる。失点から4分後の32分、PetersonがKownackiとのワンツーで抜け出し、右足でゴールネットを揺らして試合は振り出しに。そこから一進一退の攻防が続き、前半終了前にはIyohaにチャンスが訪れる。左からのフリーキックをChristoph Klarerが頭で逸らしたところに、Iyohaがファーサイドで詰めるも、ここは相手GKにセーブされてしまう (40分)。こうして1-1でハーフタイムへ。
後半:再び相手がリード
両チームともにメンバー交代なしで後半がキックオフ。後半最初のチャンスもKSCに訪れ、再びKaufmannがペナルティエリア内からシュートを打ってくるも、ここはゴールの右へ逸れていく (47分)。フォルトゥナにとって後半最初のチャンスは51分、Kownackiがヘディングで狙うも、このシュートはGK正面 (51分)。そこから試合は少し落ち着き、両チームともにあまりリスクを負わず、相手の様子を伺う展開に。それでもKarlsruheのLeon Jensenがヘディングでゴールを狙いにくるも、最後のところでKastenmeierが立ちはだかる (54分)。61分、Thioune監督は2人の交代を余儀なくされる。負傷したAndre HoffmannとFernandes Netoに代わり、Jordy de WijsとShinta Appelkampがピッチへ。するとその直後、KSCに再びリードを奪われてしまう。 相手の直接フリーキックは一度壁に当たるも、そのこぼれ球をPhilip Heiseに左足の強烈なミドルシュートでゴールネットを揺らされ1-2に (65分)。これで、またしてもフォルトゥナが1点を追いかける展開となってしまう。
ラストミニッツゴールで勝利
それでもフォルトゥナは決して諦めない!アペルカンプの素晴らしいサイドチェンジに抜け出したGavoryのクロスに、最後はMatthias Zimmermannがゴール前で押し込んで2-2とし、再び試合を振り出しに戻して見せる。この得点で勢いついたフォルトゥナが、そこからさらにチャンスを作り出していく。GinczekやKownackiが立て続けに惜しいシュートを放っていくも、勝ち越し弾を挙げるまでには至らない (74分、77分、78分)。一方、KSCは流れを取り戻そうと選手交代のカードを3枚切る。するとその直後、フォルトゥナにピンチが訪れるも、ここもフォルトゥナの守護神の好セーブで相手にゴールを許さない (82分)。そして迎えた後半ロスタイム最後の1分、アリーナが歓喜に湧く。アペルカンプのピンポイントクロスに、De Wijsが打点の高いヘディングでゴールネットを揺らし、最後のワンプレーでフォルトゥナが逆転に成功 (90分+3分)。そして、この決勝弾の後すぐ試合終了のホイッスルが鳴り、フォルトゥナが3-2でKSCを下して貴重な勝ち点3を獲得した。
次節はKielとのホームゲーム
あと6日後、再びフォルトゥナのホームゲームが開催される。フォルトゥナは次節、5月6日(土)の13:00キックオフでHolstein KielをMerkur Spiel-Arenaで迎え撃つ。