第29節・1.FC Nürnberg vs Fortuna Düsseldorf
フォルトゥナがNürnbergに0-2で敗戦
今季3度目の対戦となった1. FC Nürnbergとの一戦、フォルトゥナは0-2で敗れ、”Club”を相手に再び悔しい黒星を喫した。なお、Nürnbergの得点はNathaniel BrownとKwadwo Duahが記録している。
スターティングメンバー:アペルカンプが先発に復帰
前節のSV Darmstadt 98戦と比較し、Daniel Thioune監督は1つのポジションを変更してNürnbergとの一戦に臨むことに。これにより、Daniel Ginczekに代わってアペルカンプ真大が先発に名を連ね、4-2-3-1のシステムでキックオフを迎えた。
前半:Nürnbergが先制
この試合最初のチャンスはフォルトゥナに訪れる。ドリブルでペナルティエリア内に侵入したMichal Karbownikが、ゴール前に走り込んだDawid Kownackiにラストパスを出すもここは合わず、流れたところにファーサイドでアペルカンプが詰めるも後僅かのところで届かない (4分)。しかし、そこからはFCNが試合の主導権を握る展開に。すると10分、Mats Möller Daehliにフォルトゥナの左サイドを突破されると、そこからの折り返しに最後はNathaniel Brownにゴールネットを揺らされ、先制点を奪われてしまう。これで1点を追いかける展開となったフォルトゥナは、Felix Klausがグラウンドの半分を独走ドリブルで疾走してシュートを放っていくも、ここは相手GKが難なくセーブ (12分)。
Kownackiの惜しいシュート
序盤からフォルトゥナにプレッシャーをかけ続ける1. FC Nürnbergに対し、Thioune監督率いるチームは特に攻撃面で正確性を欠き、なかなか流れを掴めない。一方のFCNはセットプレーから追加点を試みるも、フォルトゥナが安定した守備を見せ、前半は両者ともにそれ以上の決定的なチャンスを作り出すことができず。前半終了間際、Felix Klausからボールを受けたKownackiが右足を振り抜くも、このシュートは僅かにゴールの右へ逸れていく (37分)。
後半:Kownackiのヘディングシュートを相手GKがセーブ
後半に入るとフォルトゥナが勢いを取り戻し、同点弾を狙いに行く。48分、Kownackが後半最初のシュートを放つも、これは大きくクロスバーの上へ。反対に、FCNはBrownが2点目を狙いにくるも、このヘディングシュートはKastenmeierの好セーブで相手に追加点を許さない (50分)。しかし、Nürnbergは守備面でも終始集中を切らさず、63分にはKlausが相手DFラインの裏へ抜け出しチャンスを作るも、最後の最後でEnrico Valentiniが身体を張ってスライディングブロック。
Duahのゴールで勝負あり
フォルトゥナが同点に追いつく絶好のチャンスは72分に訪れた。 アペルカンプのコーナーキックからKownackiが打点の高いヘディングでゴールを狙うも、相手GKの好セーブに阻まれてしまう。もちろんフォルトゥナはそこからあらゆる手を試し、猛攻を仕掛けたものの、それ以上のビッグチャンスを作り出すことができなかった。すると試合終了直前、相手にカウンターから追加点を奪われ、0-2でタイムアップを迎えた。
次節はKarlsruheとのホームゲーム
次節、フォルトゥナは4月30日(日)の13:30キックオフでKarlsruher SCとのホームゲームに臨む。