第28節・Fortuna Düsseldorf vs SV Darmstadt 98
1-0!フォルトゥナがリーグ首位のDarmstadtに勝利!
日曜日の午後、フォルトゥナはリーグ首位のSV Darmstadt 98と対戦し、1-0で勝利を収めた。試合は相手が主導権を握る時間が多かったものの、Emmanuel Iyohaがこの日唯一の得点をマークし、フォルトゥナが非常に大きな勝ち点3を掴み取ることに成功した。
スターティングメンバー:田中に代わってSobottkaが出場
Daniel Thioune監督は、2-2で引き分けたArminia Bielefeld戦のスタメンから1つのポジションの変更を余儀なくされた。田中碧が前節の試合で膝の内側靭帯を負傷したことにより、体調不良から回復したMarcel Sobottkaが先発で出場。フォルトゥナは4-4-2のシステムでキックオフを迎えた。
前半: Darmstadtがゲームを支配、フォルトゥナにビッグチャンス
Darmstadtに試合開始からゲームの主導権を握られるも、この試合最初のビッグチャンスを作り出したのはフォルトゥナだった。Felix Klausのフリーキックからゴール前で混戦となり、Christoph Klarerがシュートを放つも、ここは相手GKがセーブ。さらにそのこぼれ球をDawid Kownackiが詰めるも、これも相手DFにブロックされ先制点には至らない (11分)。それでもこのチャンスがチームとスタンドのファン両方を勢いづけ、そこからフォルトゥナが試合の流れを掴んでいく。19分にはKlausがボレーシュートを放つも、ここはクロスバーの上へ。
お互いに決定的なチャンスを作り出せず
その後、両チームとも安定した守備に重点を置いたため、お互いに決定的なチャンスを作り出せない。それでも29分、”Lilien”に最初のチャンスが訪れ、Braydon ManuのセンタリングにMarvin Mehlemがゴール前で合わせるも、ここは上手くミートすることができず、ゴール左へ。その後もDarmstadtがPhillip Tietzのヘディングシュート (33分)や、Manuのシュートでフォルトゥナゴールに迫るも、どちらのシュートもゴールの枠を逸れていく (42分)。
後半:フォルトゥナに先制点
後半立ち上がり、Tietzがゴールまで25mの距離からフリーキックを直接狙ってくるも、ここは枠外へ。すると51分、フォルトゥナが先制点を奪って見せる。Daniel Ginczekが上手くスルーし、Kownackiがボールを受けると、 Kownackiのスルーパスに抜け出したEmmanuel Iyohaが右足でゴールネットを揺らして1-0に。しかし、そこから1点を追いかけることとなった相手が猛攻を仕掛けてくる。Matthias Baderにドリブルで切り込まれ、左足で放たれたシュートはポストを直撃 (60分)。一方、フォルトゥナは今週誕生日を迎えたDaniel Ginczekが負傷交代を余儀なくされ、背番号10に代わり背番号28のRouwen Henningsがピッチへ (61分)。
リードを守り切ったフォルトゥナが勝利
70分、フォルトゥナは2人の選手交代を行い、KlausとIyohaに代えてJordy de WijsとNicolas Gavory (10月以来の復帰戦)を投入。この交代でThioune監督は5バックにシステムチャンジし、Michal Karbownikを1つ前のMFで起用。そこからは猛攻を仕掛けてくるDarmstadtに対し、フォルトゥナが耐える展開となる。Marvin Mehlemがゴールまで15mの距離からシュートを放ってくるも、ここはFlorian Kastenmeierが好セーブを見せ、相手に得点を許さない (72分)。堅い守備を見せるフォルトゥナは、試合時間が少なくなるにつれて、リーグ首位のチームを自陣のゴールから遠ざけることに成功する。そして試合終了間際、フォルトゥナの守護神がMathias Honsakのシュートをしっかり抑えたところでタイムアップ (90分+5分)。Thioune監督率いるチームは1点リードを守り切り、3連勝で波に乗っていたリーグ首位のチームから非常に大きな勝ち点3を獲得することに成功した。この勝利により、フォルトゥナは6位から4位へと順位を上げている。
次節はNürnbergとのアウェー戦
来週土曜日 (4月22日)、フォルトゥナはアウェーにて13:00キックオフで1.FC Nürnbergと対戦する。このチームとの対戦は、昨年10月中旬に行われた前半戦、ドイツ杯の第3回戦、今シーズン3度目の対戦となる。