イースターの日曜日にBielefeldへ
対戦相手チェック:Arminia Bielefeld
4月9日、イースターの日曜日にフォルトゥナはアウェーにてArminia Bielefeldと対戦する (13:30キックオフ)。Daniel Thioune監督率いるチームは、満員のMerkur Spiel-Arenaで開催されたHSV戦 (2-2)の後、監督が交代してから約1ヶ月間に渡り黒星を喫していないチームを相手にアウェー3連勝を狙う。
ブンデスリーガから降格したチーム
昨年、ブンデスリーガから降格したBielefeldは、第26節を終えた時点で14位に位置しており、ブンデスリーガから3部リーグへと降格しないために戦っている。実際、3部との入れ替え戦圏内となる16位との勝ち点差は僅か2ポイントしかない。しかし、最近は徐々に調子を取り戻し、ここ5試合で勝ち点9ポイントを獲得。3月上旬にUwe Koschinat監督が就任して以来、Bielefeldは無敗をキープしており、この記録を今週末のフォルトゥナ戦、そして続くKSC戦、Hannover 96戦と継続させたいところ。特にArminiaの攻撃力は侮れない。彼らが今季ここまでマークしている39得点は、下位に位置する他のチームの中で最も多く、この数字はリーグの平均よりも高い数字となっている。
トップスコアラーが自身の得点記録更新?
今季ここまで9得点4アシストを記録し、チームのトップスコアラーとなっているのがStürmer Robin Hackだ。2021年の夏からBielefeldでプレーしているHackは、ブンデスリーガで戦った昨シーズンは無得点に終わっていたが、今シーズンはここまでチームにとって重要な存在となっている。特に得点に注目すると、自身のベストシーズンとなった2019/20シーズンでは10得点を挙げていたが、当時はまだ1. FC Nürnbergに所属していた。そんな24歳のHackが今、Fabian Klosと奥川雅也のサポートを得て、Bieledfeldでその記録を塗り替えようとしている。
第26節までに3人の監督
Uwe Koschinat監督がArminiaの指揮官に就任する前、すでに2人の監督がこのチームの指揮をとっていた。今シーズン序盤はUli Forte監督が指揮をとり、第5節からはDaniel Scherning監督が就任。しかし3月初旬、Daniel Scherning監督は長年スポーツ役員を務めていたSamir Arabiと共に解任され、現在はUwe Koschinat監督が今季3人目の監督としてチームの指揮をとっている。
前期は日本人の大活躍でフォルトゥナが快勝
今シーズン第10節、フォルトゥナは田中碧とTim Oberdorfのゴール、そしてアペルカンプ真大のドッペルパックでArminiaに4-1で勝利を収めていた。これまでにブンデスリーガ2部で対戦した17試合の戦績でも、フォルトゥナが10勝4分3敗と優勢。フォルトゥナは2部リーグでBielefeldに対して1試合あたり平均勝ち点2ポイントを獲得しており、これより獲得した勝ち点の平均が高いのはMagdeburgのみとなっている (2試合、2勝、獲得した平均勝ち点3ポイント)。