満員のスタジアムでの白熱した一戦
2-2の引き分けに終わったHSV戦での5つの要点をチェック
フォルトゥナとHamburger SVの上位直接対決は、2-2の引き分けに終わった。ここではそんなHSVとのトップゲームでの5つの要点をチェックしていく。
1.満員のアリーナ
コロナパンデミック以来、初めてMerkur Spiel-Arenaが満席となり、51,200人の観客がフォルトゥナ対HSVの試合観戦にスタジアムを訪れた。前回、アリーナが完売したホームゲームは、3年以上前のBorussia Mönchengladbach戦となっていた。HSVファンもフォルトゥナファンも、5万人を超える熱狂的なファンが特別な空間を作り出し、この試合はトップゲームにふさわし雰囲気の中で行われた。
2.セットプレーからチャンスメイク
前半21分、Felix KlausからのコーナーキックをDawid Kownackiが頭で合わせ1-1となる得点をマーク!今シーズン、フォルトゥナはセットプレーからすでに13得点を挙げており、これはチームの絶対的な強みのひとつとなっている。この数字ではリーグの中でもKaiserslauternとKielだけがフォルトゥナを上回っている (14点)。
3.Felix Klausの活躍
そんなFelix Klausは、HSV戦で1得点1アシストという素晴らしいパフォーマンスを発揮。今季ここまでKlausは3得点3アシストを記録している。Klausは試合後、「素晴らしい試合でした。我々が戦えるチームということがよくわかったと思います。このような試合で勝てないのは残念です」とコメントしていた。
4.Thioune監督のフェアプレー
金曜日の夜、Jordy de WijsとRouwen Henningsが今季5枚目のイエローカードを受けたため、次節のBielefeld戦には累積で出場停止となる。また、Daniel Thioune監督も主審のRobert Schröder氏から警告を受けることに。Thioune監督は試合後、「我々監督はある程度のことがあっても感情を隠していますが、あれは間違った行動でした。だから主審に謝りました」と自らの非を認めた。
5.Nocolas Gavoryが試合メンバーに復帰
出場機会こそ訪れなかったものの、怪我で長期離脱していたNicolas Gavoryが昨日の試合で試合メンバーに復帰。先週末、フォルトゥナのU23チームで90分間プレーした左サイドバックは、昨年10月15日の1. FC Nürnberg戦に出場したのが最後となっていた。おかえり、Nico!