フォルトゥナの女子サッカーが来季へ方針を推進
女子トップチームが5月からトレーニングを開始
フォルトゥナの女子サッカーチームが来季の方針を推進。2022年の夏に女子U17チームがスタートしたのに続き、来シーズンには初の女子トップチームも活動を開始する。女子トップチームの指揮官には、現在女子U17チームを率いているAnestis Tsentemeidis監督が昇格し、女子U17チームの監督には元イタリア代表のLaura Neboliが就任する。
Leistungsklasseへの昇格、Niederrheinpokalで準々決勝進出、Kreispokalで決勝進出と、女子U17チームはAnestis Tsentemeidis監督の下、初のシーズンで大きな成功を収めていた。しかし、女子U17チームはフォルトゥナの女子サッカーにとっての第一歩であり、2023/24シーズンには女子トップチームもスタートすることとなる。トップチームは5月に活動を開始する予定で、これまで女子U17チームの指揮官を務めていたTsentemeidis監督が、来季は女子トップチームの監督に就任する。Anestis Tsentemeidis監督は「来シーズン、フォルトゥナ・デュッセルドルフの女子トップチームの監督という新しい役割を担えることを楽しみにしています」とコメント。なお、女子トップチームは規定に基づき、最初は一番下のリーグからスタートすることとなっている。
そして、女子U17チームの新監督には元サッカー選手のLaura Neboliが就任することが決定。Neboliは現役時代、イタリアのセリエAとドイツの女子ブンデスリーガでプレーし、母国であるイタリア代表としても国際試合26試合に出場した経験を持つ。彼女はMSV Duisburg、SGS Essen II、1. FFC Recklinghausenのユースチームでコーチを務めた後、フォルトゥナへの移籍が決まった。Neboliは「女子U17チームの最初のシーズンは、フォルトゥナにとって大きな成功となりました。私は新しい役割を楽しみにしていますし、チームだけでなく、クラブの女子サッカー全体をさらに発展させていきたいと思っています」と意気込みを口にしている。