「この勝ち点3はクラブ全体で獲得したもの」
U23チームが3-0でLippstadtに勝利
土曜日、フォルトゥナのU23チームがSV Lippstadtに3-0で勝利し、非常に重要な勝ち点3を獲得した。現在、代表ウィークによりブンデスリーガ2部が中断期間となっているため、トップチームから数人の選手がセカンドチームで出場。その中でも、怪我で長期離脱していたNicolas Gavoryが復帰を果たすことに。
土曜日の午後、Nicolas Gavoryが怪我による半年間の離脱を経て、試合復帰を果たすことに。昨年10月に出場した試合が最後となっていた28歳のサイドバックは、この試合でダブルボランチの一角として出場。そんなGavoryに加え、GKにDennis Gorka、左サイドバックにBenjamin Böckle 、左サイドハーフにKristoffer Peterson、そしてセンターフォワードにはDaniel Ginczekと、トップチームから5人の選手が先発に名を連ねた。さらに、今週自身初となるプロ契約を結んだJona Niemiecもスタメンで出場。
試合後、「最初の20分、25分は新しいフォーメーションに慣れるのに時間が必要でした」とU23チームのNico Michaty監督。さらに「一度、二度、ピンチを逃れられたのは幸運でした」という言葉通り、30分に献上したPKをGorkaが阻止。そこからフォルトゥナが流れを掴み、42分にGinczekのアシストにEphraim Kalonjiが先制点をマークすると、その3分後にはNiemiecが追加点を挙げ2-0に。こうしてフォルトゥナが2点リードでハーフタイムへ。
そして、試合終盤にはGinczekがダメ押しとなる3点目をマークし、勝負あり。Michaty監督は試合後、「もちろんLippstadtもあらゆる手を使い反撃にきましたが、我々は最後まで全力で戦い、無失点に抑えました。我々は勝者にふさわしいパフォーマンスを見せられたと思います。そしてこの勝利はとても大事な勝利であり、非常に重要な勝ち点3です」と結果に満足感を見せた。
また、U23チームの指揮官は多大なるサポートに感謝を表し、「トップチームに称賛と大きな感謝を表します。選手たちは全力で戦い、我々に大きな力を与えてくれました。彼らはとてもポジティブで、U23チームの選手たちのモチベーションを高めてくれました」とコメント。しかし、Lippstadt戦での勝利に貢献したのはトップチームの選手だけではなく、U19チームからも4人の選手がメンバー入りしていた。先週、レギオナルリーガでデビューを飾ったばかりのEnes YilmazとLennard Wagemannも後半に途中出場。Michaty監督は「現在のチーム状況をみても、我々はサポートを必要としていました。この勝ち点3はクラブ全体で獲得したものです」と述べている。