第20節・Fortuna Düsseldorf vs SV Sandhausen
2-0!フォルトゥナがSV Sandhausenに勝利
忍耐と絶対的な意志で掴んだ勝利!日曜日の午後、フォルトゥナはホームにてSV Sandhausenと対戦し、2-0で勝利を収めた。 特に後半に多くのチャンスを作り出したDaniel Thioune監督率いるチームは、試合終盤にTim OberdorfとRouwen Henningsがゴールをマーク。最後まで諦めずに攻め続けたフォルトゥナが、大事な勝ち点3を手にすることに成功した。
スターティングメンバー:ポジション変更なし
Daniel Thioune監督は、水曜日に行われた1. FC Nürnbergと同じメンバーでこの試合に臨むことに。フォーメーションは4-1-3-2にし、Emmanuel Iyohaが左サイドバックに入る形でキックオフを迎えた。
前半:フォルトゥナに最初のチャンス
試合は立ち上がりから、フォルトゥナがここ2連敗のリアクションをプレーで示してみせる。そして、この試合最初のチャンスはフォルトゥナに訪れ、アペルカンプ真大 (2分)とTim Oberdorf (4分)がシュートを狙うも、ここはどちらもゴール枠外へ。7分には、Felix Klausがゴール前にセンタリングを送るも、中のRouwen Henningsにはあと少しのところで合わない。すると試合序盤、ストライカーのDawid Kownackiが筋肉を痛め、負傷交代を余儀なくされることに。これにより、Kownackiに代えてDaniel Ginczekを投入 (18分)。
相手の攻撃をシャットアウト
その後はラインを低く取り、自陣でコンパクトに守備を固めてくるSV Sandhausenに対し、フォルトゥナはなかなかスペースを見つけ出せない。そんな中、Iyoha (23分)、田中碧 (28分)、Tim Oberdorfがシュートを放つも、ここは最後の精度を欠き、先制点を挙げるまでには至らない。それでも前半終了間際、Ginczekにビッグチャンスが訪れる。OberdorfとKlausのコンビネーションで右サイドを突破し、最後はKlausの折り返しにフォルトゥナの背番号10がダイレクトで合わせるも、ここは相手GKの正面へ (39分)。これにより、シュート数11:0、ポゼッション率75%にもかかわらず、スコアレススドローで前半が終了。
後半:フォルトゥナの猛攻
フォルトゥナは後半開始と同時に猛攻を仕掛け、数多くのチャンスを作り出していく。47分、アペルカンプのコーナーキックにAndre Hoffmannがフリーでヘディングシュートを放つも、ここはポストの僅か左へ逸れていく。その1分後、Henningsが強烈なボレーシュートを放つも、ここも相手GKが好セーブ (48分)。Henningsはその直後にも、左サイドを突破したIyohaからの折り返しにファーサイドで合わせるも、最後のシュートはゴールの枠を捉えられない (53分)。それでもフォルトゥナは粘り強くゴールを狙い続け、Klaus (56分)やHoffmann (66分)が幾度となくチャレンジするも、最後のシュートで精度を欠くことが多く、なかなか1点を奪うことができない。
最後まで諦めない気持ち
一方のSandhausenは、70分になってようやく最初のシュートを記録する。クロスボールにAlexander Essweinが合わせるも、ここはゴールネットの外側を直撃。その直後、David Kinsombiに裏を突かれるも、ここはFlorian Kastenmeierが良いタイミングで飛び出し、ピンチを逃れる (73分)。そしてIyohaのシュート (75分)やHenningsのフリーキック(81分)で再びフォルトゥナが流れを引き寄せると、85分、ついにフォルトゥナが均衡を破って見せる。再び左サイドを突破したIyohaが中へパスを送ると、それを受けたGinczekが右サイドを駆け上がったOberdorfへラストパス。そしてOberdorfがダイレクトで放ったシュートは、相手DFに当たってコースが変わり、ゴールへ吸い込まれて1-0に。さらにその直後、フォルトゥナは試合を決定づける追加点を奪う。途中出場で入ったJona Niemiecが右サイドを突破し、ゴール前に素晴らしいボールを送ると、そこに走り込んだHenningsがダイレクトで流し込み、これで2-0 (88分)。こうして最後まで自分たちを信じて攻め続けたフォルトゥナが、再びホームで重要な勝利を掴み取ることに成功した。
次節はFürthでのアウェー戦
フォルトゥナは次節、2月18日(土)にアウェーにてSpVgg Greuther Fürthと対戦する (13:00キックオフ)。