第19節・SC Paderborn 07 vs Fortuna Düsseldorf
フォルトゥナがSC Paderbornに敗戦
第19節、フォルトゥナはアウェーにてSC Paderbornと対戦。試合は前半に先制を許した後、Rouwen HenningsのPKで一度は同点に追いついたものの、そこから3失点を喫し、最終的には1-4で敗戦を喫した。
スターティングメンバー:3つのポジションを変更
Dawid KownackiとChristoph Klarerをイエローカードの累積、さらにMarcel Sobottkaが体調不良で急遽欠場となったことで、Daniel Thioune監督は前節の1. FC Magdeburg戦のスタメンから3つのポジションを変更し、この試合に臨むことに。これにより、欠場となった3人に代わってRouwen Hennings、Jorrit Hendrix、Andre Hoffmannが入り、キックオフを迎えた。
前半:両チームにチャンス
試合は序盤からリーグ上位同士の戦いであることが見て取れた。両チームともに前線からプレッシャーを掛け、ハードワークからチャンスを作り出していく。Paderbornは3分、Ron Schallenbergがヘディングシュートを狙うも、ここはゴール上へ。その直後にはKai Klefischにクロスを入れられるも、Florian Kastenmeierが良い反応を見せピンチを逃れる (6分)。一方のフォルトゥナも、Henningsのヘディング (10分)やHendrixがゴールを狙うも (15分)、ここは相手GKのJannik Huthがセーブ。そして、今後は逆にJulian Justvan (16分)とHeuer glänzend (24分)に立て続けにロングシュートを放たれるも、フォルトゥナの守護神が相手にゴールを許さない。
田中のシュートが阻まれた後、Pieringerの先制点
前半25分、右サイドバックのMatthias Zimmermannが筋肉を痛め、負傷交代を余儀なくされてしまう。これにより、Zimmermannに代わってTim Oberdorfがピッチへ (25分)。しかし、この試合最初のビッグチャンスを作り出したのはフォルトゥナだった。30分、Kristoffer Petersonからのパスに田中碧がゴール前に抜け出しシュートを放つも、相手GKの好セーブに阻まれ、惜しくもゴールネットを揺らすことができない。すると、再び猛攻を仕掛けてくるPaderbornに先制点を奪われてしまう。SCPのキャプテンRon SchallenbergからパスにFlorent Muslijaが抜け出し、そこからの折り返しをMarvin Pieringerにゴール前で合わせられ0-1に (37分)。こうしてフォルトゥナが1点ビハインドでハーフタイムへ。
後半:フォルトゥナの喜びは長く続かず
後半最初のチャンスはPaderbornに。MuslijaからのコーナーキックをPieringerにヘディングで合わせられるも、ボールはゴール右へ (47分)。それでも、後半序盤はフォルトゥナが積極的なプレーで試合の流れを掴み、相手ゴールに迫っていく。すると、Michal Karbownikがペナルティエリア内でJustvanに倒されPKを獲得 (57分)。そして、このPKをHenningsがしっかり決めて試合は振り出しに (59分)。しかし、その喜びは長く続かなかった。その3分後、危険な位置でフリーキックを与えると、Justvanが直接狙ったシュートは壁に当たるも、そのこぼれ球を押し込まれ1-2に (62分)
Paderbornのダメ押しゴール
そこから状況はさらに厳しくなる。66分、再びペナルティエリア内でJustvanとKarbownikが交錯。しかし、今度は逆にフォルトゥナの背番号8のタックルが少し遅れ、相手にPKを与えてしまうと、これをMuslijaに決められ1-3に (68分)。その後はPaderbornに得意のポゼッションサッカーで試合の主導権を握られ、さらには追加点を奪われてしまう。ゴール前に抜け出したSebastian KlaasがRobert Leipertzにラストパスを送り、これをPaderbornの最多得点者であるLeipertzに押し込まれ1-4 (81分)。試合はこのままタイムアップを迎え、フォルトゥナとしては全体的に不甲斐ない敗戦を喫することとなった。