前期終盤は不調も、後半戦を白星でスタートさせたチーム
対戦相手チェック:CS Paderborn 07
先週金曜日、Magdeburgに勝利を収め、白星で後半戦をスタートさせたフォルトゥナ。次節は順位で隣同士のチームとの重要な一戦が控えている。フォルトゥナは今週、2月3日(金)の18:30キックオフで、勝ち点で並ぶ現在5位のSC Paderborn 07とのアウェー戦に臨む。
シーズンを左右する後期最初の数試合
これまで18試合を終えた時点で、フォルトゥナとPaderbornは9勝2分7敗と同じ戦績となっており、両チームともに29ポイントを獲得している。そして来週金曜日には、後期開幕戦を白星でスタートさせた現在5位と6位のチームが激突する。また、Lukas Kwasniok監督率いるPaderbornにとっては、数週間続く上位対決3試合のうちの1試合目となり、その後Hannover 96 (7位) 、1. FC Kaiserslautern (4位)との対戦が待っている。だからこそ、彼らにとっても非常に重要な一戦となることは言うまでもない。さらにPaderbornはドイツ杯でも勝ち進んでおり、今日1月31日(火)にベスト8進出を掛けてVfB Stuttgartと対戦する。
高い得点力も前期終盤は不調に
SC Paderbornは今シーズンここまで36得点を記録しており、Robert Leipertz (8ゴール)、Marvin Pieringer (7得点)、Felix Platte (6得点) を中心とした攻撃力はリーグでもトップレベルを誇る。しかし、前期の終盤はその得点力もやや失速 (最後の5試合で3得点、獲得した勝ち点1ポイントのみ)。それでも後期開幕戦、Karlsruher SCを相手にLeipertzのラストミニッツゴールで1-0の勝利を挙げ、チームは調子を取り戻すことに成功。また、Kwasniok監督がチームの攻撃力を強化しようと期待しているのは、Paderbornがこの冬に獲得した選手からも見て取れる。このウィンターブレイクの間に、FC ChelseaのU21から19歳のBashir Humphreysをレンタルで獲得し、FlensburgからはMFのNiclas Nadjを獲得している。
ゴールが約束された一戦?
これまでの統計によると、次節の試合はゴールの生まれる可能性が高い一戦となる。フォルトゥナ対Paderbornの試合では、過去5度の対戦で少なくとも1点、合計では16点も生まれている。なお、昨年の7月末に行われた今季第2節では、フォルトゥナがホームにて2-1で勝利を挙げていた。しかし、その試合でゴールを挙げ、後期開幕戦でも2得点をマークしたDawid Kownackiと、センターバックのChristoph Klarerは、イエローカードによる累積で残念ながら次節のPaderborn戦には出場停止となる。