後半戦好スタートで降格圏内から抜け出したいチーム
対戦相手チェック:1. FC Magdeburg
ウィンターブレイクが終了!今週金曜日、デュッセルドルフのMerkur Spiel-Arenaにてブンデスリーガ2部の後半戦が開幕する。フォルトゥナの後期開幕戦の相手は1. FC Magdeburg。今季2部リーグに昇格したチームは、降格圏内からの脱出という明確な目標を掲げて後半戦に臨む。
アウェーで強いMagdeburg
現在リーグ17位の1. FC Magdeburg。昨シーズンの3部リーグで優勝を収めたチームは今季の前期、退場者を出したり個々のミスが目立ち、いくつかの不運な敗戦を喫していた。MagdeburgはChristian Titz監督のもとで攻撃サッカーを繰り広げながらも、ここまで得点は20点に留まり、失点はリーグ最多となる33失点。それでもTitz監督率いるチームは成功も収めており、例えば現在2位のHSV(3-2)や1. FC Nürnberg (2-1)にアウェーで白星を飾っていた。Magdeburgはアウェーで良い結果を残しており、ここまで獲得した17ポイントのうち10ポイントをアウェーで挙げているだけでなく、今シーズンに挙げた20得点のうち14得点を敵地で記録している。
リーグ残留という明確な目標
2021年に3部リーグに残留し、翌シーズンに2部昇格を果たしたMagdeburgは、12月にChristian Titz監督との契約を延長。こうしてクラブは17位と低迷するチーム状況でも、51歳の指揮官を信頼し、リーグ残留という目標に向けて冬のプレシーズンをスタートさせていた。またこの冬には、これまでInter Mailand、Eintracht Frankfurt、Sporting Lissabonなどで活躍したストライカーのLuc Castaignosを獲得。そしてCastaignosは、トルコでのトレーニングキャンプで実施したテストマッチ4試合で4得点をマークするなど、すぐにその得点能力を証明している。
前期、そして後期の開幕戦
今シーズン、フォルトゥナはシーズン開幕戦でMagdeburgと対戦し、Rouwen HenningsとFelix Klausの得点で2-1の勝利を収めていた。そして今週金曜日に開催される後期開幕戦、Magdeburgは降格圏内からの脱出、フォルトゥナは上位浮上という異なる目標を持ってこの一戦に臨むこととなる。また、Magdeburgには伊藤達哉が所属しているため、日本人対決にも注目が集まる。2023年ホーム開幕戦のチケットはこちらから。