リーグ後期開幕前最後のテストマッチに勝利
BSV Rehdenに1-0で勝利
フォルトゥナがリーグ後期開幕前最後のテストマッチに勝利。Arena-Sportparkで行われた試合は、Felix Klausの得点でフォルトゥナがBSV Rehdenを1-0で下した。しかし、決勝点を奪ったKlausは、試合終了間際に相手の危険タックルを受け、負傷退場を余儀なくされることに。
スターティングメンバー:Ginczekが試合メンバーに復帰
控えのメンバーを見ると、ポジティブな点とネガティブな点の両方が見て取れた。まずポジティブだったのは、Daniel Ginczekの復帰!怪我で数ヶ月離脱していたフォルトゥナのストライカーが再び試合のメンバー入りを果たした。一方、ネガティブだったのは、Matthias Zimmermann、田中碧、アペルカンプ真大、内野貴史、Daniel Bunk、Kristoffer Peterson、Elione Fernandes Netoと、多くの選手が体調不良で欠場したこと。これにより、Daniel Thioune監督は限られたメンバーで後期開幕前最後のテストマッチに臨むことに。
前半:少ないチャンスでスコアレス
フォルトゥナはレギオナルリーガ(4部)所属のチームに対して立ち上がりから良いスタートを切り、試合開始2分後に最初のチャンスを作り出す。右サイドを突破したFelix KlausがRouwen Henningsにパスを送り、HenningsがヒールパスでDawid Kownackiにラストパスを出そうとするも、このパスは相手DFがクリア。その直後、今度はHenningsからKownackiへのパスは通ったものの、Kownackiのヘディングシュートはゴールの枠を捉えられない (5分)。さらに、コーナーキックから最後はde Wijsがシュートを放つも、ここは外側のサイドネットを直撃 (9分)。 その後はコンパクトに守備を固めるRehdenに対し、なかなか決定的なチャンスを作り出せない。
それでも猛攻を続けるフォルトゥナが、前半のうちに2つのビッグチャンスを作り出す。Jorrit Hendrixからのフリーキックのこぼれ球をKownackiがボレーで合わせるも、ここはゴールの上へ (36分)。そして前半終了間際の43分には、Tom GeerkensのラストパスにKlausが華麗な反転からゴールを狙うも、ここは相手GK正面に。こうして前半はスコアレスでハーフタイムへ。
後半:Klausが得点をマーク - 負傷退場
後半、Daniel Thioune監督がフォーメーションを4バックに変更。後半から交代で入ったBenjamin Böckleが左サイドバックに入り、前半はセンターバックだったOberdorfが右サイドバックに。しかし、後半は相手が最初のチャンスを作り出す。フリーキックのこぼれ球にシュートを放たれるも、最後はフォルトゥナの守護神Florian Kastenmeierがセーブ (52分)。そして迎えた58分、ついにフォルトゥナが先制点を奪って見せる。左サイドを突破したMichal Karbownikからのクロスに、最後はゴール前でKlausが押し込んで1-0に。そこから、先制点のアシストをマークしたKarbownikが、攻撃だけでなく守備でも素晴らしいプレーを発揮。62分には相手のカウンターアタックに見事な対応を見せ、相手の攻撃をシャットアウト。その直後に迎えたピンチにはKastenmeierが立ちはだかる (69分)。
そして試合終了15分前、両チームがエキサイトするシーンが。RehdenのEbrima JobeがKlausに対して後ろから危険なタックル。主審のDr. Robert Kampka氏はすぐにレッドカードを提示し、Jobeは退場処分に (75分)。これにより、Klausは負傷退場となり、代わってMarcel Mansfeldが途中出場。さらにThioune Ginczek監督はHenningsに代えてGinczekを投入。これでフォルトゥナのストライカーが数ヶ月ぶりの試合復帰を果たした。そして試合終了間際には、Mansfeldが2度のビッグチャンスを迎えるも決めきれず。こうしてタイムアップを迎え、フォルトゥナがRehdenに1-0で勝利を収めた。
来週はMagdeburgとのホームゲーム
後期開幕前最後のテストマッチを勝利で飾ったフォルトゥナは、ついに1週間後、2023年最初の公式戦に臨む。Thioune Ginczek監督率いるチームは1月27日(金)、 1. FC MagdeburgをホームのMerkur Spiel-Arenaで迎え撃つ (18:30キックオフ)。新年最初のホームゲームのチケット購入はこちらから。